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初の都市型SC大阪に /イオンリテール

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産学連携の新空調システム 世界初SMに実装

右から、土谷美津子取締役執行役員副社長近畿カンパニー支社長、松本信男近畿カンパニー大阪市堺市事業部長、栗田剛志近畿カンパニーイオンスタイル海老江店長

イオンリテールは同社初の都市型SCを3月28日、大阪市福島区にオープンする。2月28日に大阪市立福島区民センターで会見を開き、同社から土谷美津子取締役執行役員副社長近畿カンパニー支社長、松本信男近畿カンパニー大阪市堺市事業部長、栗田剛志近畿カンパニーイオンスタイル海老江店長が出席した。

核店舗の名称は「イオンスタイル海老江」に決めたが、SC名は一般に公募。夏頃に決定し、新フォーマットとして今後の店舗展開に活用する。新店では新たな試みとしてAIを使った新空調システムの実証実験を行うなど環境配慮型店舗として注目を集めそうだ。

店舗立地は大阪のランドマークである梅田まで2kmと近く、阪神・大阪メトロ・JRの3路線が乗り入れる好アクセスから、世帯・人口数ともに大幅に増加する活気あるエリアとなる。半径5km圏内には約50万世帯、約90万人が居住し若年層・ファミリー層が多く、全国平均に比べて30〜40代の構成が高く20〜30代の単身者も多い。

近隣には既存店として約30年の歴史を持つイオン野田阪神店が存在するが、土谷近畿カンパニー支社長は人口構成の変化により、既存店では若年層や単身者を取りきれていない現状を示し、先進性ある新店で若年層の満足を生み出すと出店理由を明かした。

店舗には先進的な取り組みが多く取り入れられ、SMでのスマート空調制御の実装は世界初。産学連携により「人流等のデータとAIを活用した空調エネルギー削減システム」の実証実験を3月28日〜22年8月31日まで実施する。協働企業はイオンリテールほか関西電力、オプテージ、神戸大学、日建設計総合研究所。この取り組みは独占的なシステムとせず、国立大学である神戸大学が広く情報開示していく。

実証実験は店舗内にカメラ約70台や温度計などを設置し、人流・動線・温湿度・CO2濃度などのデータを収集。AIが分析して適切な空調制御を行い、CO2排出量の40%削減や省エネにつなげる。また人の密集度に合わせた空調コントロールやショーケースの余剰冷気利用、厨房排気の制御のほか、カメラを活用した防犯や商品陳列最適化も進める。

環境への対応は提供する容器にも及ぶ。一部の弁当容器やカトラリーを紙や木製に切り替えて、使い捨てプラスチック削減につなげる。

また課題である若年層や単身者には対応商品・テナントを充実。近隣の幼保施設にアンケートを行い、要望の高かった地場野菜・有機・アレルギー対策商品を取りそろえた。大阪市中央卸売市場からは新鮮な鮮魚や野菜を導入し、骨取りして下味をつけた切り身魚「フィッシュデリ」をイオンで初めて展開する。

強まる惣菜ニーズに対しても、普段の食卓を少し豪華に彩る「リワードキッチン」を対面販売で展開。昼食向けにはメインディッシュ1品、サイドディッシュ2品を選択できる「選べるお弁当」、夕食には惣菜を数品組み合わせられる「バルセット」を用意した。

イートインでの飲食スタイルを提案する「ここdeデリ」では焼きたてパンやスイーツを提供。名物はだし巻をパンで挟んだ海老江ドッグ。一方、生活に欠かせない専門店は23店舗あり、子育てをサポートする保育園や幼児教室もそろう。同社新業態のカフェなども出店する。

【新店舗概要】住所/大阪府大阪市福島区海老江1-5-52▽敷地面積/約7713㎡▽売り場面積/約3916㎡(直営約1673㎡、専門店約2243㎡)▽駐車台数/80台▽駐輪台数/158台▽営業時間8〜23時(3月28〜29日は9時開店)、年中無休。

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CS名は、一般公募で決定
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