事業所向けの新サービスを開始
キーコーヒーグループで事業所向けコーヒーマシンを取り扱うキーコーヒーコミュニケーションズは、キャッシュレス決済機の導入を進める。
5月29〜31日に東京ビッグサイトで開催された「第9回 オフィスサービスEXPO」で、社員証決済サービス「Smart office communication」(SoC)を初披露。東京、大阪、名古屋など大都市圏を対象にした新サービスとして来場者の関心を集めた。
SoCは決済機能付きの社員証を持つ企業向けのコーヒーマシンに専用の端末機(カードリーダー、タブレット)を接続することで挽きたて淹れたてのコーヒーメニューが楽しめるだけでなく、弁当やカップ麺、菓子などの注文もできる。
端末機は一括購入(1台目15万円、2台目以降1台10万円)、レンタル(月額1台目7000円、2台目以降1台5000円)を選択。契約期間は3年で、期間中同社スタッフが毎日コーヒーや水の補充、マシン清掃を行う。保守料金は3年一括8800円。
同社は小型コーヒーマシンや氷入りカップを提供するアイスコーヒー提案が奏功し、近年の売上は年率130%と好調に推移している。町田英治常務は「SoCは社員証1枚で完結し、企業の福利厚生にも貢献できる。キャッシュレス機は集金の手間もなく便利。今後も積極導入を図りたい」と期待を寄せた。
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