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「だし屋国分 万博店」が大人気!/国分グループ

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〝だし氷〟で、ひ~んやり冷製ラーメン

中央の「だし氷」が人気の秘密

国分グループは大阪・関西万博のORA外食パビリオン「宴~UTAGE~」に協賛出店し、8月11~31日まで「だし屋国分 万博店」を展開中。だしにこだわり、夏の万博会場でもおいしく楽しめるようにアレンジした冷たい「特製だし氷 だし麺」やメーカーとのコラボメニューを販売している。

販売メニューは「特製だし氷 だし麺 千葉県産はまぐりだし塩らーめん(冷)」「同 高知県産柚子だし塩らーめん(冷)」(各税込1200円)。具材がしっかり入ったラーメンに、だしを凍らせた“だし氷”をトッピングして、真夏の万博会場に冷製ラーメンを提案。

高知県産柚子だし塩らーめん㊧と千葉県産はまぐりだし塩らーめん

初日の11日は、この“だし氷”が来場客の心をわしづかみにし、1日当たりの販売目標600食を大きく上回る850食(はまぐり480、柚子370)が売れた。2日目の12日にはメディア説明会も行ったが、博覧会協会が発表したこの日の来場予想は18万人(結果は一般16万5千人+関係者1万8千人の計18万3千人)とあって、同社では初日を上回る売れ行きを想定。期間中、数量不足とならないよう対応に追われるなど、早くも嬉しい悲鳴が上がっている。

なお、だしつゆメーカーとコラボした冷やし茶漬けメニューも週替わりで展開。8月11~17日はにんべん「だし屋の茶漬け 白だし茶漬け」(300円)、8月18~24日はヤマキ「同 白だし茶漬け」(同)、8月25~31日は林久右衛門商店「同 鮭ジュレだし茶漬け」(500円)の3品で、1日の販売目標はそれぞれ150食。初日は計画通り150食を販売した。こちらも冷製メニューなので人気が高まる予想。

左から白だし茶漬け(にんべん)、白だし茶漬け(ヤマキ)、鮭ジュレだし茶漬け(林久右衛門商店)

同社グループでは家庭用商品の「だし麺」を常温14品(tabeteブランド)、チルドで8品(クリエイトブランド)、それぞれ販売している。商品名の通り“だし”を訴求するもので、いずれも国産素材を煮出してとった、だしのうま味が効いたラーメン。近年、世界で評価される和食について、その根幹を成すだしにこそ注目が集まっていることもあり、家庭用商品の海外販売も視野に今回、万博でもだしを生かしたメニュー展開を決めた。万博会場ではメニューのほかに、家庭用商品(常温品)4食詰合せセット(1200円)も販売。

同社の家庭用商品では、冷製をうたう商品作りは行っていないが、万博会場用に考案した冷製メニューは大人気。外食店やコンビニでも、冷やしラーメンは定着しつつあり、世界に向けた“だしと冷やし”提案がどのように評価されるか関心が集まる。

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