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コーヒーの祭典「SCAJ2023」開幕/日本スペシャルティコーヒー協会

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過去最大規模の500ブースを出展

今年もSCAJ開幕

日本スペシャルティコーヒー協会は9月27~30日、コーヒーの祭典「SCAJ ワールドスペシャルティコーヒーカンファレンスアンドエキシビション2023」を東京ビッグサイトで開催。生産国をはじめとする32の国と地域から、過去最大規模となる約300社、500ブースを出展し、高品質コーヒーや最新のコーヒー器具の紹介、セミナー、競技会などが行われている。

国内の企業からも多数出展し、今年創業90周年を迎えたUCCグループは、「未来への挑戦」をテーマに、サステナビリティと抽出にフォーカスしたブースを構えた。BREWエリアでは、日本、台湾、タイの抽出競技会チャンピオンによるラテアート、サイフォンの実演、最新コーヒーマシン「DRIP POD YOUBI」の抽出体験に多くの人が集まった。またSUSTAINABILITYエリアでは、「2040年までにカーボンニュートラルの実現」に向けた取り組みのひとつとして挑戦する「水素焙煎」を紹介。水素を熱源として焙煎するのでCO2排出量ゼロ、緻密な焙煎設定も可能となり多彩な味覚が表現できる。今年8月からテスト製造を開始、今後約10億円を投じUCC富士工場(静岡県富士市)に大型焙煎機(製造能力/年間約6千t)を導入し25年4月の稼働を目指す。

キーコーヒーは、フラッグシップブランド「トアルコ トラジャ」の発売45周年プロモーションの一環として、「DIVE! CRYSTAL OF PASSION.~トアルコ トラジャ。理想への旅。~」をコンセプトにブースを出展した。生産地インドネシア・スラウェシ島トラジャ地方の自然豊かな環境や文化、品質へのこだわりを紹介する動画を迫力ある約300インチの大型ディスプレイで上映し、ブランドの世界観とサステナビリティ活動を伝えた。併せて、コーヒー鑑定士の資格を持つ同社社員による「トアルコ トラジャ」の魅力を存分に引き出すハンドドリップ抽出セミナー、試飲も実施。同社は「認知、飲用拡大とともに、ブランドの50周年、さらにその先を見据え、これからも取り組みたい」と話した。

UCCブース

抽出セミナーを行うキーコーヒーブース

世界からコーヒーファンが集結

イベントサイト
https://scajconference.jp/

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