平野レミそっくり！ChatGPT搭載ロボットが登場／森永乳業

新商品「クラフトバジルフレッシュモッツァレラ」の宣伝・商談にも

リアル平野レミ(左)とAI平野レミロイド(右)

森永乳業が販売する、モッツァレラチーズの国内No.1ブランド「クラフトフレッシュモッツァレラ」の新商品として、「クラフトバジルフレッシュモッツァレラ」が9月22日に全国発売。

バジル液に入った味付きのモッツァレラチーズなので、袋からだして“2秒で料理”が完成する。
そのまま食べても、サラダのトッピングや野菜・肉料理に添えるなどしても美味しく食べられる、新感覚のモッツァレラチーズ。

また、ワイン・ビール・日本酒など、どんなアルコールにも合うのでお酒のおつまみとしてもピッタリ。切る手間も不要な8個入りの食べきりサイズだから1人で楽しんでも、みんなでシェアするのもおススメ。

■日本初のChatGPT搭載タレントロボット「AI平野レミロイド」
これまでにない新商品「クラフトバジルフレッシュモッツァレラ」をPRするために登場したのがChatGPT搭載の「AI平野レミロイド」で、9月20日に森永乳業の本社（東京都港区）でお披露目会が行われた。

モデルとなったのは、もちろん料理愛好家の平野レミさん。
平野レミさんは「クラフトバジルフレッシュモッツァレラ」の宣伝ウーマンで、森永乳業の公式YouTubeチャンネル（@user-nd5ic9pw1y）では「2秒CM」の動画を公開中。たった2秒間で「2秒で料理！おつまみバジルモッツァレラ」のセリフを早口言葉で喋っているので、撮影時には幾度となくNGを連発したそう。公式チャンネルからのリンクで「2秒CMのNG集」や、7秒間のロングバージョンも合わせて公開している。

「AI平野レミロイド」は平野レミさんの補助役としても活躍できるように、平野レミさんを撮影した超大量の写真をもとに、シリコーン素材で本人の顔そっくりのアンドロイドを製作。
似ているのは姿形だけでなく、声や話し方までも平野レミさんそっくりだが、ご本人曰く「少々なまってる？」のが気になるらしい。
しかし、ChatGPT搭載のタレントロボットが登場するのは日本で初めてのことで、新たな宣伝手法としても注目を集めるだろう。

また、「AI平野レミロイド」は商品紹介だけでなく、ChatGPTを搭載しているため簡単な会話にも対応可能で、話し相手とコミュニケーションもとれる。
お披露目会では平野レミさんが見守る中、森永乳業の社員相手に「疑似商談」に臨んだ。しっかりと商品特性をアピールし、疑似バイヤーからの質問にも回答したレミロイド。しかし、平野レミさんが現在時刻などを聞いても回答できず、「AIだから今後たくさん学習させて会話力を高めていく」と森永乳業の社員。

課題はあるようだが、今後は全国各地に出張して商談や販売活動に従事する…かもしれないらしい。