新企画〝わけありギフト〟
近鉄百貨店は10月19日、あべのハルカス本店で今年のお歳暮ギフトセンターを開設。大阪・関西における冬商戦が幕を開けた。
営業政策本部商品政策推進部の北村真一課長は、今年のトレンドや今商戦の展望を説明。特に近年は、より多様性に富んだパーソナルギフトの認知度が高くなり、いわゆる自家用の需要に焦点を置いた商品ラインアップを充実させ、強化するという。
また同社では、今年の中元から「SDGs」をテーマに地域社会の課題改善に向けた施策を打ち出している。今歳暮では、食料品の値上げによる消費への影響を鑑みた上で〝わけありギフト〟を新たな企画として展開。全国各地の食品メーカが製造工程での「割れ」「ふぞろいな形状」などの商品をお値打ち価格で販売し、家庭用での新たな需要を喚起する。
年々、ギフトに対する見方が多角的になっている現状を踏まえ、北村課長は「独自性を生かし、昨年の実績を上回りたい」と12月まで続く冬商戦への意気込みを示した。
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