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「パンダミルク」で育った2頭が一般公開へ/森永乳業

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上野動物園のシャオシャオとレイレイ、12日から3日間

双子パンダのシャオシャオ(左)とレイレイ(右)
(上野動物園ジャイアントパンダ情報サイト「UENO-PANDA.JP」より)

上野動物園で昨年6月23日に誕生した双子パンダ「シャオシャオ(暁暁)」と「レイレイ(蕾蕾)」が、今日1月12日に一般公開された。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため同動物園は前日より臨時休園しているが、12~14日までの3日間限定で、当選者(1日最大1080人)のみ観覧できる。事前申込による抽選の当選倍率が約350倍と高く、当選者への配慮によるもの。
現在、上野動物園の「ジャイアントパンダ母子観覧抽選サイト」では申込受付を中止しており、再開園の見通しがたった後、改めて観覧日程や申込要項が発表される。

生後6カ月が経過し、体重13~14kgになった双子パンダはいまだ授乳期間中。食欲旺盛で母親シンシン(真真)の母乳に加え、人工乳が与えられている。
この人工乳、実は森永乳業グループ企業の森乳サンワールドが開発・販売しているジャイアントパンダ専用ミルクの「PANDA MILK-10」。
1988年に上野動物園と共同開発したもので、世界初のパンダ専用ミルク。ヒト用の育児用ミルクに比べてタンパク質が多く炭水化物が少ないのが特長で、ビタミン・ミネラル・食物繊維やラクトフェリンなどが添加され、人間が飲むこともできる。

パンダミルク開発のきっかけとなったのは、森永乳業グループの社員と上野動物園獣医との出会い。
当時同園ではパンダ繁殖に力を入れており、人工授精が成功した場合には「2頭生まれる可能性が高い」ことが判明。また双子が誕生した場合、母親パンダは生命力が強い子どもにしか乳を与えない習性もあり、人工乳が必要であると考えられた。
これを受け共同研究をスタートし、翌年に完成。現在では和歌山・南紀白浜の「アドベンチャーワールド」でも「PANDA MILK-10」が使用されており、国内パンダの生育に貢献している。

「森永乳業」公式サイト
https://www.morinagamilk.co.jp/

「森乳サンワールド」公式サイト
https://www.morinyu-pet.com/

上野動物園ジャイアントパンダ情報サイト「UENO-PANDA.JP」
https://www.ueno-panda.jp/

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