イタリアで日本人初の一つ星シェフ・徳吉洋二氏がオリジナルメニューを披露
グラナ・パダーノ保護協会およびパルマハム協会はEU協力のもと、共同キャンペーン「ヨーロッパから届く幸せ」を2017年から展開。原産地名称保護(PDO)商品であるグラナ・パダーノPDO(種類:ハードタイプ)とパルマハムPDOを通じ、日本でのさらなる販売促進を目的に輸入・販売業者、専門店や飲食店、一般消費者に向けた販促活動を実施している。
3年目の展開に向け、11月27日に東京・南麻布のポーゲンポール キッチンデザインセンター東京でプレスイベントを開催。2016年にイタリア・ミラノに「RISTORANTE TOKUYOSHI」を開業し、わずか10カ月で日本人初のミシュラン一つ星を獲得した徳吉洋二シェフが来日。両食材を使ったオリジナル料理のデモンストレーションを行った。
混成されたイタリア料理(=クッチーナ・イタリアーナ・コンタミナータ)をコンセプトに、味と味が混ざり合った〝フュージョン〟とは異なり、日本とイタリアの文化が混ざり合った料理を目指す徳吉シェフ。今回披露したマグロのヅケとパルマハムPDOの旨味による複雑な味わいが広がる「生ハムとマグロ」は、同氏が今年2月に東京・神保町にオープンした「Alter Ego」で提供されている一品。2品目は粉チーズ状にしたグラナ・パダーノPDOを鰹節に見立て、煮立てたお湯の中にチーズを入れ、ゆっくりとかき混ぜることでたんぱく質(プロテイン)、水、油の3層に分離させ、その水と油の出汁を使ったオリジナルリゾットを紹介した。
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