苦手な野菜がある大人は4割
西友は大人の野菜嫌い克服を応援する「We Love Vegetables」プロジェクトを始動。7月1日からのスタートに合わせ、オンライン会見を開いた。
同社がインターネット上で600人を対象に行った調査によると、大人の4割で苦手な野菜があることが判明。うち過去に野菜嫌いの克服を断念した人が6割、自身の子どもへの悪影響などを悩んでいる人は約8割に上った。大人が野菜摂取の増進を楽しく行えるよう、同プロジェクトの展開に乗り出した。
大人が苦手とする代表的な野菜はトマト、ナス、ピーマンで多様な料理に使われることが多い。今回はこの3種の野菜にフォーカスし、苦手な要因を払拭したメニュー6品を、野菜嫌い克服研究科のジョーさん。の協力を得て開発。各野菜が苦手な大人に試食してもらい、50%以上の人が「あり(食べられる)」と判定したメニュー5品を克服料理として認定した。
このレシピの開発と試食の様子はコンセプトムービー「世界一嫌われるレストラン」を同日、YouTubeで公開。特設サイトでもレシピ動画を放映するほか、店頭でも野菜嫌い克服メニューの配布を開始した。
会見では、コンセプトムービーにも登場する野菜嫌いの大人3人とジョーさん。によるトークセッションを開催。ジョーさん。が工夫を凝らした克服メニューを、トマト嫌い、ピーマン嫌いの人は「あり」と判定したが、ナス嫌いの人からは「なし」とされるシーンも。苦手な理由をさらに追求し、各家庭などでひと工夫加える必要もありそうだ。
同社店舗への顧客の来店動機1位は生鮮カテゴリーで、中でも野菜の支持率が高い。鮮度評価も向上しており、3~5月の販売数量は2桁伸長を続けている。プロジェクトにより、さらなる顧客満足が得られると期待している。
「世界一嫌われるレストラン」(YouTubeオフィシャルチャンネル)
http://clk.nxlk.jp/TeUiDALI
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