「ポッキー東京あまざけ」を首都圏限定で
江崎グリコは「beyond2020プログラム」認証の〝地元とつくる、地元ポッキー〟の新商品「ポッキー東京あまざけ」(15袋入/想定売価800円前後)を2月5日から首都圏、および国際線発着空港で発売する。東京都内で唯一の酒蔵として知られる「東京港醸造」(若松)の甘酒とコラボレーションした。
東京港醸造は明治維新の時代に一度廃業してから100年の時を経て、2011年に東京都港区に復活。東京都の水道水を使用し、麹の製造から酒造りまで全ての工程を敷地22坪・地上4階建てビルの中で行うことで注目を集めている酒蔵。東京の水道水は高度浄水処理により、国が定める水質基準よりも高いレベルで水を提供しており、酒造りに適している。その同社の「東京あまざけ」に、酒粕を加えて芳醇な香りが漂う贅沢な味わいに仕立てている。
「ポッキー」は1966年の発売から今年で53年目を迎えるロングセラーで、世界30カ国で約5億箱を販売してきた。地元ポッキーシリーズは、「地元とつくる」ことをコンセプトに2016年2月から発売。現在7地域と国際空港免税エリアで販売され、昨年10月に全品をリニューアル。また、地元ポッキーのWEBサイトの英語版を通じて、海外に広く発信していることが評価され、政府主導の「beyond2020」を17年9月に認証された。
今回は東京五輪開催を前に、まだ知られていない東京の魅力を発信できるポッキー作りに着手。約1年かけて商品化に至った。=写真は1月30日に都内で会見した関係者(左から内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部事務局参事官勝野美江氏、江崎グリコマーケティング本部チョコレートマーケティング部長小林正典氏、若松社長齊藤俊一氏、同杜氏寺澤善実氏)
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