大阪府、道頓堀商店会らと啓発活動


脇川室長ともずやん副知事

梅林部長
江崎グリコは11月14日の世界糖尿病デーに合わせ、大阪府、道頓堀商店会、なんばマルイ、ロート製薬、ロートウェルコートとともに“糖質ケア”をテーマとした4つの啓発活動を順次展開。11日には道頓堀で串かつだるまのライトアップ、関係者によるパレード、グリコサイン特別映像点灯式などが行われた。
江崎グリコは2017年から糖質ケアに関する取り組みをはじめており、道頓堀でのイベントは昨年に続き今年で2回目。糖質ケアとは、体に必要なエネルギー源である糖質を正しく理解し、おいしい食事を楽しみながら体を動かして糖質とうまく付き合うことを目指すアクション。今回、同社は自治体や企業の賛同を得て、大阪から4つの糖質ケアを発信する啓発活動を実施。
糖質ケアへの認知については、道頓堀グリコサインで大阪府広報担当のもずやん副知事が、そのコツを紹介する特別映像を放映(11~18日まで)。また、ウォークラリーイベント(11~18日まで)、well-beingなショップ紹介や指先センサーによる測定体験などなんば広場前での屋外イベント(14~16日)、ロート製薬が運営するカフェ&レストラン・ロートレシピで「おおさかEXPOヘルシーメニュー+糖質ケア」特別メニューの提供(13~26日)などを行う。特別メニューは大阪産(もん)の食材を使い、V.O.S(野菜たっぷり・適油・適塩)基準を満たし、江崎グリコの糖質抑制商品を活用し適正糖質基準(20~40g)を満たすもの。
11日のイベントには江崎グリコ・梅林卓也健康事業マーケティング部長、道頓堀商店会・上山勝也会長(串かつだるま会長兼社長)、大阪府・もずやん副知事、大阪府・脇川智浩健康推進室長、ほか同商店会11人、なんばマルイのスタッフが参加。
脇川室長は「糖尿病対策には大阪府としても積極的に取り組んでいる。こうしたイベントを契機に、V.O.Sメニューなどの普及拡大を進める」と話し、梅林部長は「糖質は体に悪いイメージだが実は必要な要素。1食あたり20~40g摂取すべきという正しい知識を、イベントを通じ啓発していく」と説明した。
国内では糖尿病が強く疑われる人が、その予備軍を含め2千万人にのぼるとされる。江崎グリコはパスタやアイスクリーム商品で適正糖質に設計した「SUNAO」ブランドを展開。こうした商品の拡大を進める一方で、病院や飲食店などをフォローして適正糖質の重要性を呼び掛けている。

もずやん副知事もかけつけた

道頓堀で参加者がパレード
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