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2年ぶりに三輪素麺感謝祭を催行/奈良県三輪素麺

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酷暑追い風に販売堅調

小西理事長

池田会長

奈良県三輪素麺工業協同組合(小西幸夫理事長)と奈良県三輪素麺販売協議会(池田利一会長)は、8月26日に奈良県桜井市の大神神社で「三輪素麺感謝祭」を催行。関係者ら約70人が参列した。

同祭典は三輪素麺の販売好調への感謝を示すもので、昨年は台風の影響で中止となり、2年ぶりの開催。神事では祝詞奏上や巫女による神楽「浦安の舞」が披露され、厳粛な雰囲気の中で執り行われた。祭典後には「三輪素麺掛唄」と「三輪素麺音頭」が奉納され、音頭の輪には生産者や組合員、参拝者が加わり、大きな輪を描いた。

小西理事長は「中元ギフトは厳しかったが、酷暑により他の製品は微増となった。品質の維持・向上が最も重要であり、業界が一致して課題に向き合う必要がある」と強調した。

また池田会長は「酷暑や米不足が追い風となり、売り上げは全体的に伸びた」とした上で、「『四季折々の三輪素麺』を掲げ、奈良県とも連携しながらブランドの深化と再構築を進めたい」と展望を語った。

三輪素麵掛唄と三輪素麵音頭を奉納

大神神社に広がる大きな輪、三輪素麺音頭

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