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門真にセントラルスクエアオープン/ライフコーポレーション

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300店舗目は楽しみ提案

こだわり商品をそろえるセントラル業態の新店は近畿で8年ぶり

ららぽーと門真・三井アウトレットパーク門真が4月17日に開業。ららぽーと内の食品スーパーとして、ライフコーポレーションが「セントラルスクエアららぽーと門真店」を同日オープンした。

大型商業施設内への出店もあり、10㎞商圏をカバーできるセントラル業態での出店を決めた。同社にとって東西合わせ300店舗目となる。同業態が近畿圏で新規出店するのは8年ぶり。なお、昨年4月に東京でオープンした同業態・恵比寿ガーデンプレイス店は、STORE OF THE YEARで1位を受賞。ららぽーと門真店は利便性の追求から楽しみ提案に軸足を置き、足元・広域商圏を獲得する。初年度売上目標は31億円。1㎞商圏は約1.4万世帯、3万人。約7割が少人数世帯で40~50歳代が多い。アクセス環境が良く、広域からの集客が見込める。

限定商品や対面販売を強化。「くだもの屋さんのジェラート」では東京・銀座のジェラート専門店マリオジェラテリアと共同開発した乳化剤・安定剤不使用ジェラートなどを展開。魚屋の揚げ物をそろえた「さか菜亭」では市場から直納した鮮度抜群の素材を使用し、同店から販売を開始するかき揚げ・フライ類が充実。さらにドイツで受賞数ナンバーワンを誇るクラフトビール「ヴァイスビアヘレス」を、ライフ限定品として日本初導入。

水産売り場には2.7mの大型水槽を設置し鮮度感を訴求。神戸石中央市場・明石近郊漁港から届く鮮魚を、刺し身、寿司に調理する。このほかローストビーフ、やきとり&天ぷら、クロワッサンで対面販売を実施。ビオラルコーナーは近畿最大級の規模で展開。1400SKUをそろえる。さらにオリジナル商品として健康系弁当「バランスイーツ」、洋菓子の「ドルチェガーデン」を展開するほか、新たなオリジナル和菓子「花よつば」も訴求する。

大阪府と共同開発したライフオリジナルの大阪産(もん)を展開。大阪・関西万博に向けて大阪産商品の認知度向上を図るべく、15人のバイヤーが府と連携して作り込んだ。ライフでしか買えない大阪産を30種そろえる。今後はフェアも企画し地元商品を盛り上げる。

【店舗概要】所在地/大阪府門真市松生町1-11▽売場面積/1775㎡▽店長/山口茂樹▽従業員数/社員29人(パート139人)▽営業時間/9時30分~21時▽売上構成比(品目数)/農産13.7%(889)、水産9.7%(380)、畜産12.7%(614)、惣菜12.1%(290)、インストアベーカリー3.2%(103)、日配20.8%(2980)、加食25.3%(9500)、生関2.5%(1050)

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