不二製油やMizkanが大阪産とコラボ
大阪府・welcomingアベノ・天王寺キャンペーン事務局は11月12、13の2日間、てんしば(天王寺公園)・あべのキューズモールで「おおさかもん祭り2022」を開催。大阪産(もん)を展開する地元企業や大阪産とコラボするNBメーカーなど、合計39件の出店やステージイベントで賑わった。
大阪地元の1次産品と、これを原料とした加工食品の「大阪産」、大阪を代表する歴史のある土産物等の「大阪産名品」、大阪府の認定を受けた地元中小企業による「大阪産ブランド」が一堂に集結。これら地元ブランド品の訴求を、府が取り組むカーボンニュートラル事業「Osaka AGreen Action(おおさかアグリーンアクション)」と連動した形で今回初めて開催。13日には大阪府・吉村洋文知事、大阪産PR大使のハイヒール・モモコさんも駆けつけ盛り上がりを見せた。2日間計で5万人程度が来場した模様。
最新製法の大豆素材を使った〝次世代フード〟と大阪産のコラボを提案したのは不二製油。今回は食の未来創造を担う同社研究員らが、最新の大豆ミートメニューを紹介。MIRACORE(ミラコア)技術でより複雑な味表現を可能にした「ポップソイチキン」「ソイミートピタサンド」、植物性チーズ・ソイデリス麹(低脂肪豆乳を乳酸菌と麹菌でダブル発酵)を使用した「ソイチーズキッシュ」を提案。研究所発の提案であるためキッチンカーの屋号もこれまでのUPGRADEではなく〝不二製油Labo〟とした。大豆原料の他に、また、アーモンドホイップの採用など同社の油脂、大豆、乳化・発酵の各部門がコラボした開発で、メニューの自由度を上げている。さらに大阪産おおさかアグリーンアクションと連動し環境・地域に貢献。イベント期間中は、合計800食の販売を計画。
Mizkanは「大阪産な鍋もん、漬もん」をテーマにブース出店。大阪産野菜の春菊、キャベツなどを使ったメニューを提案した。野菜を鍋で煮ることでカサを減らし、野菜不足を補う鍋提案のほか、余り野菜は漬け物に利用することを推奨し、大阪の野菜摂取量の促進に貢献。また立ち寄ったお客さんに、正解すればオリジナルグッズがもらえるクイズを実施、好評を得ていた。
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