THE FOOD WEEKLY

関西 酒類

暮らしの中でのノンアルカクテル活用とは/オルタナティブアルコールde流行作り委員会

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Mizkanは酢のチカラ啓発強化

使用する素材、メニューバラエティーとも広がりを見せるノンアルカクテル

稗田支店長

お酢博士・赤野氏

ミツカン・りんご黒酢を使用したカクテル

関西トップバーテンダーの鮎川氏㊧は横笛奏者の藤舎さんにオリジナルメニューを

オルタナティブアルコールde流行作り委員会は10月25日、Mizkan大阪支店(大阪市西区)で「暮らしの中で活用するオルタナティブアルコール(ノンアルコール)」をテーマに発表会を開催した。

関西の飲食店とMizkan大阪支店がコラボした、食酢ベースのノンアルカクテルの発表会も今年で3回目を迎える。同支店が発信した食酢の活用でノンアル飲料のバラエティー化を図る提案も、今では全国的に広がりを見せている。稗田旭支店長は「昨年はノンアルカクテルのコンテストも行い好評を得た。今年は冊子を作製するほか、10月末から〝酢のチカラ〟の啓発活動も予定している」と意気込みを見せた。

また〝ミツカンお酢博士〟赤野裕文氏が「なぜ食酢が酒の代替品となりえるのか」について解説。アルコールには刺激的な香りがあるが、酢酸、クエン酸、乳酸のうち香りがあるのは食酢の酢酸のみで、この香りにより酒類の代替が担えるなどと説明した。

今回のテーマである生活シーンの中で、いかにノンアルカクテルを活用するかについては、様々な職種に就く人の飲用例を紹介。横笛演奏家の藤舎伝生さんは、楽屋などで飲むオリジナルメニュー(「Bar7th」の鮎川正徳氏、「北新地 西洋料理店ふじもと」のソムリエ・矢野貴代美氏が協力して作成)を紹介。また有馬温泉「御所坊」のフロント担当・木澤はつみさんは、風呂上がりにぴったりという自作のノンアルドリンクを披露。食品通販会社「いただきますねっと」を経営する杉森史明さんは、仕事で扱う高質な野菜を使用したメニューを提案。このほか在宅勤務時などの息抜きに好適なもの、スパイスを利用したメニューなども紹介された。

一方、ノンアルメニューを導入している飲食店の現状報告も行われた。北新地の「日本料理 湯木 新店」では「フルーティス」と日本茶やすだちを合わせたメニューが好評で、最近増えてきた訪日外国人にも勧めている。

魚国総本社は展開するゴルフ場レストランで、まん延防止等重点措置期間中の昨年9月から、ノンアルカクテルを開始。酒類提供ができない中、大きな反響を得た。行動制限が解除された今でも、多くの利用があるという。ホテル日航関西空港「ザ・ブラッスリー」では今夏からバイキングを再開。ノンアルコーナーを設け、用意した素材を使って客が自らオリジナルメニューを作る形式とした。当初戸惑う人も見られたが、夏場にぴったりな爽やかさとヘルシー性が受けて人気が上昇。今後もより認知向上を図る。和歌山県のイタリアン「イル テアトロ」では、独自でノンアルメニューを模索していたが、手応えが薄かった。食酢を使ったメニューに切り替えると好評を得たという。

なお、当日はウォッカで作ったソルティドッグとノンアルのギルティキャットの飲み比べや藤舎さんらによるミニ演奏会も行われた。

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