フレッシュな生ソルベでブランド確立へ
グルメ杵屋は新業態のジェラート専門店「GELATERIA solege (ジェラテリア・ソレージェ)」を大阪市内に11月19日オープン。
機内食事業で培った独自の非加熱製法により、生の果実を生のまま(一部を除く)仕立てる生ソルベの商品化に成功。菌数を抑えることで冷凍ピュレやベースミックスに頼らず、非加熱のフレッシュな冷蔵果実を使用できる。大阪の人気ジェラッテリア&カフェricaricaが製造監修した。
2022年内に5店舗体制を目指し、小売店などへの導入も視野に入れる。生ソルベを流通網に乗せることは難しいとされるが、独自技術により可能となった。椋本充士社長はハーゲンダッツや31アイスクリームに続くブランドの確立に意欲を見せる。今回の新業態の立ち上げはクレムソン・ツァイ取締役がricarica(伊藤洋史社長)の味にほれ込み、協力を仰いだことに始まる。伊藤社長が非加熱製法の大きな可能性に気づき開発が加速した。
新店は工房を併設し、毎日作り立てを提供。店内飲食でき、地域のコミュニティースペースとしての役割も果たす。100種超のフレーバーから18種を販売。果物を使う生ソルベは季節で品ぞろえが変化し、現在はリンゴ、オレンジ、キウイ、洋梨などを展開し、ジェラートは塩バニラや抹茶、ティラミスなど。カップで提供し、シングル(1種類)税込380~トリプル580円。ワッフルコーンはプラス30円。ギフトボックスもある。
【店舗概要】住所/大阪府大阪市住之江区北加賀屋3-1-20▽営業時間/11時半~22時(不定休)▽店舗面積/50坪▽席数/20席▽月商/300万円。
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