今年もキッチン&マーケットルクアで食酢提案
Mizkan大阪支店は、阪急オアシスが手掛けるグローサラント業態キッチン&マーケットルクア大阪店(大阪市北区)で、「食酢フェア」を6月18日~7月15日まで展開している。
同店舗や店内テナントの飲食店とも協力した食酢イベントも、今年で3回目。緊急事態宣言下で初日を迎え、総客数は少なかったが、同社商品を集めた物販コーナーへの立ち寄りや販売は悪くなく、まずまずの立ち上がり。あえて売り上げ目標は掲げず、食酢の健康を自然な形で取り入れる新しい習慣の定着を目指している。
「この夏、お酢をあなたのルーティンに」をテーマとして、店内各所で食酢メニューをアピール。デリカでは「世界のうまずっぱメニュー」、精肉にはバーベキューにぽん酢などを薦め、水産では一部のテークアウト寿司に「味ぽん」(7gの小袋を添付)の利用や「カンタン酢」を使った小鉢を紹介した。またドライフルーツ入りのオリジナルボトルを用意し、フルーツボトルドリンクとして販売。ドリンクステーションでは、ぽん酢サワーやビネガービール・サワーも展開。物販コーナーでは「フルーティス」とドライフルーツ入りボトル、ミネラルウォーターをお洒落なバッグに詰め合わせた「キチマ限定オリジナルセット」を販売した。
ウイズコロナで提案を強化しているのは、家飲み需要に向けた割材。同社のラインアップでは「サンキスト100%レモン」が最も売れている。さらに1960年からのロングセラー「ぽん酢」によるサワーの訴求も、外食サポートの新提案として積極展開する。またフルーティスなど飲用酢とドライフルーツの組み合わせを強化しているのは、ノンアル飲料を提案する際、ドライフルーツとのクロス販売が最も売れるため。
6月21日以降、制限付きとはいえ酒類の販売が可能となり、割材やノンアル提案に期待感が増す。いまだ店頭試食が難しい中、その場で飲食できるグローサラントならではの相乗効果で、食酢習慣を根付かせたいところ。
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