最優秀賞は梅花女子大学「いつも心にトマトを」
カゴメは8月12日、大阪府との共催で「大阪府×カゴメ 適塩・野菜たっぷり!めっちゃ健康メニューコンテスト最終選考会」(後援:国立循環器病研究センター)を大阪市内で開催した。
大阪府は毎年8月を、府内における食育推進強化月間としており、その一環としてカゴメと同コンテストを開催。府内の大学や栄養士養成施設などに在籍する学生から集まったメニュー237件から選ばれた、上位6チームが腕を競った。
今回のテーマはケチャップおよびトマトソースを使用した、野菜量120g以上、塩分3.0g以下に配慮したメニューで、おいしさ、わかりやすさ、見栄えで選考。当日は国立循環器病研究センターや大阪府、大阪府栄養士会がコンテスト会場内に出展し、それぞれの健康提案を紹介したほか、カゴメは専用機器に掌を置くだけで、どの程度野菜が摂取出来ているかが分かる「ベジチェック」を紹介した。
審査は薬膳フレンチ旬穀旬菜料理長木村信一氏、国立循環器病研究センターかるしお事業推進室調理師長尾信之氏、大阪府健康医療部健康推進室健康づくり課長中谷健志氏、大阪府栄養士会副会長羽多野宏子氏、カゴメ執行役員大阪支店長堀井一彦氏の5人で行われた。
熱戦の末、最優秀賞は梅花女子大学の「いつも心にトマトを」に決定。メニューは「トマトカレーライスボール添え」「たっぷり野菜の豆乳クリーム煮」「トマトと柑橘類のコンポート しょうがのジュレを添えて」で、全体の食塩相当量は2.97g、野菜量は243gだった。
その他受賞メニューは次の通り。野菜を上手に摂れたで賞=「本格料理を減塩で!野菜たっぷりごはん」(羽衣国際大学)、上手に減塩できたで賞=「ほんのちょっとのトマトケチャップで美味しく減塩!見た目はそのままお味はびっくり!」(大阪府立大学)、優秀賞=「お出汁のUmamiとフルーツの香りを効かせて減塩!ごはん!」(大手前栄養製菓学院専門学校)、「簡単!トマトいっぱいメニュー」(梅花女子大学)、「一工夫で減塩!満腹!彩り!健康ご飯!」(羽衣国際大学)。
カゴメの堀井一彦支店長は「僅差だった。メーカー、行政、医療機関に加え、学生さんのアイデアがあればいろいろなことにチャレンジできる」と期待を滲ませた。
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