神戸市と事業連携協定
湖池屋は8月3日、神戸市と事業連携協定を締結し、神戸市役所で会見。公民連携によるサービスの提供や市内の食文化の活性化、魅力の発信など、新たなビジネスモデル構築を目指しているが、その第1弾としてコラボ商品「JAPANプライドポテト 神戸ビーフ」58gを同日から発売。オープン価格。
オンラインで会見に臨んだ湖池屋の濱田豊志取締役営業本部本部長は連携の経緯について、神戸市が地場産品育成に力を入れており、海外への発信力もある点を挙げ、「西日本エリアの深耕を進める中で相乗効果を発揮できる」と説明。神戸市の藤岡健つなぐラボ部長は、産官学連携などの可能性に期待を寄せた。
「JAPANプライドポテト」は、同社がプライドをかけて作り上げたこだわりのポテトチップス「プライドポテト」のご当地フレーバー商品。プライドポテトは今年2月のリニューアル後、約5カ月間で2500万袋を出荷。1年で2千万袋売ればヒットと言われる業界でヒットを飛ばした。JAPANシリーズは宗像・小豆島・今金に続き、神戸市が第4弾。同市が世界に誇る神戸ビーフに着目し、名店「本神戸肉 森谷商店」の神戸ビーフを粉末状にして使用。藻塩が利いた贅沢なうまみが味わえる。パッケージには神戸の街をイメージした、ブルーが基調の神戸タータン模様を採用した。
販売計画は10月末までに100万袋を予定。1袋あたり1円を神戸市に寄付し、新型コロナの影響で苦戦する神戸ビーフの振興に役立てる。
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