台風被害も乗り越え無事に収穫
フジッコは12月7日、神戸本社で「第11回親子で黒豆おせち料理教室」を開催。6月に丹波篠山で行った黒豆作付けに参加した親子が、自身で作付けした黒豆を使いおせち料理作りに挑戦した。
今年は台風により収穫体験は中止となったが、篠山エリアでは天候不順が続いたため、紅葉も11月下旬からようやく色づき始めた。秋の深まりに遅れも見られたが、専業農家の小島琢彌氏(農事組合法人丹波ささやまおただ相談役)の管理のもと、無事に生育した。
12組24人が参加した料理教室は、小島氏が丹波黒大豆の概要を説明。その後、新豆の殻を外し、ふるいにかけて選定する作業などをレクチャーし参加者が挑戦。
続いて金谷滋子氏(兵庫県食生活改善協会常務理事・栄養士)を講師に迎え、料理教室を開催。おせちに欠かせない丹波黒大豆を使った煮豆のおいしい作り方などをはじめ、おせち料理デモンストレーションを実施。アレンジメニューやおせち料理各種のいわれなども紹介した。
参加者は「黒豆の煮豆」「手まり寿司」「紅白かん黒豆飾り」「のし鶏鉄扇」「ピーナッツ田作り」「フルーツきんとん」「なます」「お雑煮」などを、同社の昆布や豆製品を使用して体験。親子が協力して作り上げた。
この後、食育ミュージアムの見学、昆布や豆の説明、ゲームなどがあり、恒例の「黒大豆つかみゲーム」も実施。親子とも楽しいひと時を満喫している様子だった。
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