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日清食品カップ「全国小学生クロスカントリーリレー研修大会」が最後の開催/日清食品HD協賛

投稿日:2019年12月9日

来年は「日清食品カップ全国小学生陸上競技交流大会」へ統合

優勝の芳賀真岡陸上クラブ

日清食品ホールディングスは12月7・8の2日間、大阪で開催された「日清食品カップ『第22回全国小学生クロスカントリーリレー研修大会』」(主催:日本陸上競技連盟、後援:安藤スポーツ・食文化振興財団、スポーツ庁、大阪府など)に協賛した。

同社は安藤百福創業者の「食とスポーツは健康を支える両輪である」という理念のもと、さまざまなスポーツ振興活動に取り組んでおり、今大会もその一環。主催者の日本陸連は選手育成改革の中で長距離走・持久走の改革を進めており、その方針からのこの大会は惜しくも今回で終了し、夏季開催の「日清食品カップ 全国小学生陸上競技交流大会」に統合される。

今大会には全国50チーム400人の選手とその  指導者らが参加。7日に池田市内で、女子100mハードル日本記録保持者の寺田明日香選手 (パソナグループ陸上競技部、全国小学生陸上競技交流大会出場経験者)を講師に招き研修会を実施。「カップヌードルミュージアム 大阪池田」の見学も行った。

そして、8日に万博記念公園で競技会を開催。開会式で日本陸連の八木雅夫副会長は「日清食品の安藤百福創業者は多くの失敗の中から成功を掴み取り、食で人々を幸せにした」と語り、失敗を怖れずに走り、将来の活躍も願っていると参加者にエールを贈った。

安藤社長・CEO

八木副会長

日清食品ホールディングスの安藤宏基社長・CEO(安藤スポーツ・食文化振興財団理事長)は同大会に参加した選手の中に、同社所属の陸上選手でオリンピックに出場したこともある佐藤悠基氏や、東京オリンピックに内定している鈴木亜由子氏(日本郵政グループ)がいることを紹介。「今大会が世界で活躍する選手の育成に役立っていることを誇りに思っている」とし、今後の日本陸連との取り組みにも期待を寄せた。

大会ではまず補欠選手(男女1名ずつ)が対象の友好タイムトライアルを実施。その後、クロスカントリーリレーを開催し各チーム女子3人、男子3人が交互に1区間1.5㎞のコースを走り、たすきをつないだ。選手はチームメイトや保護者の声援を受けて全力を出し切り、優勝したのは栃木県の芳賀真岡陸上クラブで30分29秒。入賞8チームと区間賞が表彰され賞状などが授与された。

また、当日はキッズデカスロンチャレンジも実施。「走る」「跳ぶ」「投げる」を楽しく体験する運動プログラム3種類を用意。「10mダッシュ」は10mを走る速さを機械で測定し、「立ち幅跳び」は合計距離を競い、「ターゲットスロー」は矢のような器具を投擲した。

会場にはチキンラーメン号が用意され、熱々のチキンラーメンには大行列。国連WFP協会も展示ブースも設け協力を呼びかけた。

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