新時代へ「和」の精神で世界一へ
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稼働開始した神戸工場
六甲バターは、4月から稼働を始めた神戸工場(神戸市西区)に取引先など関係者を招き工場見学会を4月25日に実施。同日午後にはANAクラウンプラザホテル神戸で神戸工場竣工パーティーを開催し183人が参加した。
見学施設「Q・B・Bプロセスチーズパーク」は、見学棟1階に同社商品の売店やQBBブランドの歴史を紹介する年表等を展示。製品を模したオブジェなども設置されている。2階にはプロセスチーズを学ぶ「チーズの学校」を設置。〝おいしさのひみつ〟〝チーズと健康〟など、子どもから大人まで楽しく学べる内容に。またチーズの学校の傍には映像・PR施設としてコミュニケーションルームも設置。チーズのトンネルを通って工場見学通路へ。ベビーチーズやスライスチーズなどの製造ラインが見学でき、通路にもさまざまな展示物を用意した。
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塚本哲夫会長
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三宅宏和社長
塚本哲夫会長はパーティー挨拶で、「神戸工場はロボット、AIなど先端技術を取り入れた、どこにも負けない工場」と強調した上で、これまで70年の歴史のなかで、ピンチを回避できたのは、「和(ハーモニー)」を重んじる精神があったとして「新元号にも〝和〟の一文字が入っているが当社も和の精神で世界一を目指す」と決意を見せた。
また、三宅宏和社長は「70周年に満足せず、今後100年、150年に向け、神戸から発信し、国内はもちろん海外からも求められるプロセスチーズメーカーになる」と意気込みを語った。なお当日は同社新キャラクターの「Qちゃん」も登場、壇上で紹介された後、会場内を名刺交換に奔走した。
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