発掘展示商談会を開催
国分西日本は「2019年春季国分グループ発掘展示商談会〜食のマーケティングカンパニー生活者の〈喜・怒・哀・楽〉に寄り添います〜」を2月8日に帝国ホテル大阪で開催。メーカー280社(加食200、酒類80)が約5800品目(5000、800)を展示。およそ1200社の得意先が来場した。
会場では16件の多彩な企画を提案。「2019年 どうなる?こうなる!」では、人気が高まる「だし」の提案や働き方改革で夜の過ごし方を訴求する「夜活」に着目。また、来年にかけて目白押しなスポーツイベントにちなんで「アスリート気分」としてスポーツ観戦の楽しみ方を提案。さらに栄養を簡便調理で摂取する「大人の食育」、10連休や消費増税、周年記念にスポットを当てた同社の取り組み、企画に連動する商品紹介を行った。
「喜怒哀楽」提案では、「喜」はウイスキーや食品を凍らせることでよりおいしくなること、「怒」は夕食以降の食事に適したヘルシー食品がない、おつまみ缶詰は男性向けが多いー等の不満を解消する商品を紹介。「哀」では家庭では困難な介護食作りをサポートする食品。「楽」では国分フードクリエイトの一押し人気商品や全国の乾麺・チルド麺と合う出汁を組み合わせた試食提案等を行った。
同社オリジナル商品も積極提案。昼食用の食べる具沢山おかゆ「具粥さん」は女性チームによる同社初の開発商品。柚子だし、担々風、トマトの3種でもち麦入り。フィルムをはがし、そのままレンジで2〜3分の簡便性を忙しい40歳代女性層に訴求する。また、「缶ちぃず チーズとかきのアヒージョ」は、男性向けが多いおつまみ缶詰市場に女性が好むチーズを人気のアヒージョに取り入れた。牡蠣は播磨灘産を使用。同社では酒食とも開発商品を強化。19年は1.7億円、20年には2億円の販売を計画。またMD推奨商品として、一押しの地域団体商標を活用した缶詰(スターフードジャパン)をはじめ地域メーカー商材を多数取り揃えた。
この他、国立循環器病センター(吹田市)認定の「かるしお(減塩)」や「ロカボマーク(糖質オフ)」も提案。当日はかるしお事業推進室研究員もブースに立った。さらに「在宅介護の食支援」「たんぱく質で美活」など健康訴求を積極展開。「発酵調味料ってこんなに便利!」では使い勝手のよい塩こうじ商材や、防災備蓄品も多数アピールした。
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