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「野菜でサポ飯」で受験生を応援/カゴメ

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粘膜免疫維持へビタミンA摂取を提案

「にんじんとツナのピラフ」㊧と「かぼちゃのポタージュ」

カゴメは、受験シーズンに向け、免疫力維持をテーマにビタミンAが豊富な野菜を使ったレシピ「野菜でサポ飯」を提案。12月20日に都内でイベントを開催し、レシピを共同考案した栄養管理士の柴田真希氏が実演を交えて紹介した。

厚生労働省が発表する「新型コロナウイルス感染症に関する今後の取組目標」の一つとして、「秋冬のインフルエンザ流行期への備え」が挙げられる。そんな中、同社が全国400人の医師を対象に行った「免疫力に関する調査」では、8割以上が秋以降は免疫力維持を今まで以上に意識する必要があると回答。さらに呼吸器や腸管などの粘膜で働く粘膜免疫を重要視し、粘膜の免疫維持にはビタミンAの摂取が効果的と考えられている。

同社では「野菜をとろう、あと60g」をスローガンに、「野菜をとろうキャンペーン」を実施。厚労省が定める1日の野菜摂取目標量は350gだが、日本人の平均は約290gで「あと60g」を補う活動を展開する。そこで企画の一環として、ビタミンAが豊富なニンジン、カボチャを使ったレシピ2品を考案した。

「にんじんとツナのピラフ」は、大きく切ったニンジンと油漬けのツナ缶、米、もち麦、調味料を一緒に炊飯器に入れ炊き上げる。さらに「かぼちゃのポタージュ」は、カボチャを小さく切りフライパンでつぶしながら炒めて作ることでミキサーなしで出来上がる。いずれも栄養だけでなく、忙しくても作れる時短調理にも焦点を当てた。

柴田氏は、野菜は加熱、破砕、油との摂取で栄養の吸収が上がるとアドバイス。免疫維持には野菜摂取などの食生活の改善のほか、適度な運動、十分な睡眠も大切だと語った。

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「カゴメ」サイト
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