三重、徳島の2社が受賞
アメリカ大豆輸出協会(USSEC、本部:ミズーリ州)は12月13日、東京港区の赤坂インターシティAIRで「アメリカ大豆サステナビリティ アンバサダーアワード2019」(~健康&サステナブル素材×おいしさで、日本の納豆&豆腐文化を未来につなぐ)の贈呈式を開催した。
同アワードは、米国産大豆使用(非遺伝子組み換え大豆)の証明書を取得・製造し、サステナブル認証を受けた優秀な製品をUSSECが表彰するもの。日本一を決める「第24回全国納豆鑑評会」(全国納豆協同組合連合会)と「第5回全国豆腐品評会」(全国豆腐連合会)から、小杉食品(三重県桑名市)の「おちびさん つゆだく」と、さとの雪食品(徳島県鳴門市)/四国化工機(同板野郡)の「こくとろ。」の2製品がサステナビリティアンバサダー賞として選ばれた。
贈呈式の冒頭、USSECのロズ・リーク北アジア地域代表は、日本の輸入食用大豆市場の現状を報告。市場規模は約100万tで豆腐用は最も多く52%以上を占める。その中の41%以上が米国からの供給。一方、納豆は原料のうち70%を米国が供給しているとした上で、「日米間の強固なパートナーシップは喜ばしい」と評価し、今後も大豆に関わる日米関係のさらなる進化を願った。
スペシャルゲストにはアメリカ大使館農産物貿易事務所のモーガン・パーキンズ所長、全国納豆協同組合連合会の野呂剛弘会長、一般財団法人全国豆腐連合会の大石眞太郎理事が招かれた。
表彰式には小杉食品の小杉悟代表取締役、さとの雪食品/四国化工機の村尾誠常務取締役が出席。盾と記念バッチが授与され、サステナビリティ米国視察への招待券が贈られた。
WEB先行記事