イベントなど認知拡大へ
マーケティング企画部PR担当 土岐珠世主任
【「CAFE@HOME」シリーズ】

COFFEE STYLE UCCは、メインブランドである「CAFE@HOME」シリーズのギフト展開を強化している。レギュラーコーヒーを1杯分ごと真空パックする独自技術「フレッシュキューブ」による鮮度感、気分に合わせた味わい、デザイン性を打ち出すなど、新たな取り組みについてPR担当の土岐珠世主任に聞いた。
―ギフト強化の背景について。
「CAFE@HOME」は、産地や焙煎度などで、コーヒーを難しく考えるのではなく、洋服やコスメを選ぶように、コーヒーもその日の気分や一緒に食べるものに合わせて楽しんで欲しいというコンセプトで展開している。スイーツやグルメに合わせる「Food with Coffee」や、1日の中のシーンに合わせる「Life with Coffee」を中心に、見た目もかわいいキャラクターコラボも人気だ。
2018年に横浜店をオープンし、「Food with Coffee」「Life with Coffee」を立ち上げたが、20~40代の女性をターゲットに個人で購入される一方、ギフト需要も高かった。主力の6杯分セットは、手土産、プチギフトとして使いやすく、最近では7~8割がギフト目的になっており、コーヒーの新たな付加価値提案としてギフト中心の事業に舵を切った。
―11月には都内でイベントも開催されました。
グランスタ東京店、横浜店、アトレ吉祥寺店、エキュート品川のポップアップショップ、オンラインストアに加え、今年からUCCグループの直営ショップ「カフェメルカード」でも取り扱いを開始し、シリーズ全体で順調な売れ行きを見せている。
また、お歳暮やクリスマスといったギフトシーズンを前に、11月15~16日には代官山、22~24日には原宿で体感型イベント「CAFE@HOME at Flower Shop」を開催した。「花のように気分で選ぶコーヒー」をテーマに、時間・天気・気分で選べる「CAFE@HOME」9種と、テーマに寄り添った花言葉を持つペーパーフラワー5種(各3色)を組み合わせた全135通りの限定商品を100円で販売し大変好評を博した。
―今後の展開は。
「CAFE@HOME」の認知拡大、カジュアルギフトとしての定着に向け、イベント、ポップアップショップなどタッチポイントをさらに増やしたい。イベントでは、お客様に直接説明したり、お話を伺うことで、マーケティングに活かしていきたい。
ラインアップも充実しおり、直近では、新年に向け「コーヒー福袋2026」も手掛けている。
2025年12月15日付







