カナダ大使館も情報発信に協力
日清シスコはカナダ大使館の協力の下、蜂蜜やメープルシロップなどを取り扱う老舗「クインビーガーデン」とのコラボ商品を10月15日から新発売。
両社は日加修好90周年(2018~19年)を好機として、天然甘味料のメープルシロップのおいしさや健康素材としての魅力をより広めるべく商品を企画。メープル生産量世界一であるカナダの大使館も両社の情報発信に協力するという。
コラボ商品は期間限定の「ごろっとグラノーラ メープルナッツ360g」(540円)と、「ココナッツサブレ〈カナダメープル〉」(20枚=5枚×4袋、ノープリントプライス)の2品。クインビーガーデンが扱うメープル独特の風味と味わいが特徴のアンバーと、コクがありカラメル風味の強いダークの2種類を使った〝Wブレンドメープルシロップ〟仕立て。いずれもパティシエ御用達となるカナダケベック州の産地・生産者を限定したクインビーガーデンのメープルシロップのロゴをパッケージにあしらった。
一方、クインビーガーデンでは日清シスコのグラノーラとサブレを使用し、専属パティシエが考案した「メープルグラノーラ」(税込530円)と、「メープルバターサンド」(同420円)のコラボスイーツ2品も開発。直営の洋菓子店「パティスリーQBG」の築地本店とエキュート品川店で、10月15日から12月15日まで限定販売する。
発売に先駆け10月2日に、カナダ大使館(東京都港区赤坂)で発表会を開催。カナダ大使館商務部参事官のレスリーアン・リードゥ氏は「カナダの重要な商品を紹介できることは素晴らしい機会」と両社を歓迎。また、日本とのCPTPP協定の取り組みから2021年4月までに輸入関税が撤廃されることについて触れ、「日本でカナダ産農産食品の提供機会が増える」と需要拡大への意欲を示した。
日清シスコ取締役マーケティング部長の森河洋一氏は、クインビーガーデンとのつながりも大きな収穫だったと話し、「メープルシロップの手法の幅も広がった」と今後の展開に期待を寄せた。
WEB先行記事