ニセコチーズ工房とアトリエ・ド・フロマージュが講演
NPO法人チーズプロフェッショナル協会は3月7日、都内で報道関係者向けの国産チーズセミナーを開催した。
冒頭、本間るみ子会長=写真=は「TPP11や日EU・EPAの発効により、今後、輸入乳製品との競合が想定される中、国産チーズのブランド力と競争力を高め、その魅力を広く発信していく必要性がある」と同セミナーの狙いを説明。
今回は国内チーズ工房の生産者を代表し、「ニセコチーズ工房」(北海道)の近藤裕志オーナーと、「アトリエ・ド・フロマージュ」(長野県)の塩川和史チーフを講師に招いた国産チーズセミナーを実施。近藤氏が生産するハードタイプの「二世古 椛(momiji)」と「アトリエ・ド・フロマージュのブルーチーズ」の試食を交えながら、チーズのカットの仕方によるコクの違いや海外産ブルーチーズとの食べ比べが行われた。
また、会場内では昨年10月に開催された国内の優れたナチュラルチーズ(以下、NC)を表彰する「ジャパンチーズアワード2018」(同協会主催)において、上位に入賞した約20種類の国産NCを展示。海外産チーズにひけを取らない個性豊かな国産NCの魅力をPRした。
WEB先行記事