新ブランド「彩りごはん。」

大田尾享社長
ニップンは8月4日、都内の本社で「2026年秋冬新商品・新ブランド発表会」を開いた。6月に就任した大田尾享社長が初めて報道陣の前に立ち、冷凍ワンプレートの新ブランド「ニップン 彩りごはん。」を発表。「オーマイプレミアム」に続く第2のマスターブランドとして育成する方針を示した。秋冬は家庭用冷凍食品25品(9月1日発売)、家庭用グロサリー20品(8月20日発売)の計45品を投入する。発売から1年間の販売目標は、冷凍食品が72億円、グロサリーが34億円。
大田尾社長は、共働き世帯の増加や生活スタイルの多様化を背景に冷凍ワンプレート市場が拡大しているとしたうえで、「市場を開拓し、けん引してきたのが『よくばり』シリーズ」と説明。市場をさらに成長させるため、新ブランド「彩りごはん。」を投入するとした。
新ブランドは、2023年秋から「オーマイプレミアム」で進めてきた消費者起点のマスターブランド戦略を冷凍食品へ展開するもの。冷凍ワンプレートは簡便性では高い評価を得ている一方、食事としての「おいしさ」が十分に認知されていないことから、「市場をけん引するトップメーカーとして、カテゴリー全体のおいしさの価値を底上げしていく」と強調した。「ひとくちひとくち、ココロはずむ。」をブランドコンセプトに掲げ、「オーマイプレミアム」に続く第2のマスターブランドへ育成する考えを示した。

新ブランド「ニップン 彩りごはん。」は全部で18種類をラインアップ
家庭用冷凍食品では、新ブランド「彩りごはん。」18品を発売。主食と主菜を組み合わせたワンプレートメニューとして、「鶏と野菜の黒酢あんと五目ご飯」(300g)、「完熟トマトソースハンバーグ&ミラノ風ドリア」(330g)、「欧風カツカレー」(350g)など、和・洋・中・韓国料理まで幅広く展開する。ブランドロゴやパッケージも刷新し、「おいしさ」が直感的に伝わるデザインとした。モデルの落合瑞樹さんを起用したテレビCMも予定する。
このほか「オーマイプレミアム」シリーズには、「明太子クリーム」(280g)、限定品の「芳醇貝だしスープパスタ」(300g)、「至極のアクアパッツァ風スープパスタ」(300g)を、「オーマイBig」シリーズには「トマトとにんにく」(340g)、「オーマイお弁当」シリーズには、「2種のスパゲッティ ミートソース味&バター醤油」(140g)などラインアップの拡充を図った。
一方、家庭用グロサリーでは計20品を展開。「オーマイプレミアム」乾燥パスタでは「もちっとおいしいフェットチーネ」(300g)を新発売して、食感の価値を強化。さらに「極上アルデンテがおいしいスパゲッティ1.7㎜密封チャック付き」(600g)は密封チャックを付けてリニューアル。パスタソース「至極のボロネーゼ」「至極のカルボナーラ」(各140g)は、品質の強化とともに箱ごと電子レンジ調理に対応して利便性を高めた。
また、茹でいらずの「かんたんマカロニ」(70g)投入や、早ゆでマカロニシリーズの一部商品にポケモンパッケージを採用。パスタソースでは、具入りタイプ「濃いあえるパスタソース」から、ミートソース(86g)とナポリタン(100g)を新発売し、「和パスタ好きのためのパスタソース」では「明太子かるぼなーら」など2品をリニューアル。さらに季節限定から揚げ粉「ニップン 伝説のから揚げ粉 コク辛ガーリック味」(80g)、米粉「ニップン 日本の米粉」(250g)、デザートミックス「ニップン めちゃラク スコーンミックス」(100g)を投入し、売り場の活性化を図る。
発表会では、社長プレゼンテーションに続き、マーケティング担当者が冷凍食品、グロサリーの各施策を説明。「おいしさ」を軸にブランド価値を高め、家庭用事業のさらなる成長につなげる考えを打ち出した。
2026年8月24日付



