第1弾は金箔100倍入りの日本酒
伊藤忠食品は、地産全消を目指す取り組み「地域産品プロジェクト」における地域連携事業の一環で、石川県と一般社団法人石川県食品協会、独立行政法人中小企業基盤整備機構と連携し、提案や助言によるブラッシュアップ支援を推進。1月23日から第1弾商品の提案を開始した。
石川県食品協会のブラッシュアップ支援事業に参画し、同県の強みである発酵技術を活用した発酵製品の課題解決に向けてアドバイスを行い、伊藤忠食品の商談会や展示会での成約率向上を目指す。同支援事業は、事業者に対し課題改善のアドバイスをする「商品ブラッシュアップミーティング」、現地視察を含め安全管理面で助言する「品質強化セミナー」、営業担当者と直接商談する「商談会/展示会への参加」、期初目標の達成度や今後の販路を議論する「フォローアップ会」の4つで構成されている。
東海営業本部総合食品展示会(1月23・24日/ポートメッセなごや)において、エントリー企業の内、2社が試食と試飲を実施した。金谷酒造店の「金箔入り 金乃澤プレミアム」300ml(1800円)は、金箔の量を従来品(800円)の100倍にした日本酒。インスタ映えも間違いのない、これまでにないタイプ。同社によると「金箔の充填は機械では出来ない」と手作業で1本1本丁寧に詰めているという。なお、支援企業は5社程度を予定する。
WEB先行記事