大沢たかおが〝こころの余白〟伝える／味の素AGF

「ちょっと贅沢な珈琲店」が新CMを放映

島本社長㊧と大沢さん

味の素AGFは、来年発売20周年を迎える「ちょっと贅沢な珈琲店」を強化する。新ブランドキャラクターに大沢たかおさんを起用し、テレビCM「珈琲を、こころに」篇を9月25日から放映するほか、店頭販促や体験型イベント、キャンペーンを予定している。18日には都内で発表会を開催し、島本憲仁社長が概要を説明した。

珈琲店のマスターが淹れたような本格的な味わいと、珈琲店のような贅沢な時間を愉しめる「ちょっと贅沢な珈琲店」。島本社長は開発当初から携わっており、「社長となってこのような発表会をできることは大変嬉しい」と感慨もひとしお。また、オンとオフの切り替えが難しい、日々の忙しなさなど現代社会の課題について触れ、「こういう時だからこそ、コーヒーを通して〝こころの余白〟を届けたいという思いをCMに込めた。大沢さんは、そのイメージにぴったり」と強い思いを語った。

会場には、大沢さんも登場。CMは、大沢さんが自宅のキッチンでコーヒーを淹れるシーンから始まり、サーバーに最後の一滴が落ちる瞬間、こころが静かに整い、深い青の世界へと誘われる。忙しない日常の中で、コーヒーを楽しむ束の間のひと時、まさに〝ちょっと贅沢な〟時間を描く内容に仕上がっている。大沢さんは、実生活でも日ごろから「ちょっと贅沢な珈琲店」を淹れ飲んでおり、「コク、香りがよく、パートナーのように飲んでいる。CMでも、プライベートな姿を持ち込め、嘘のない本当の表情ができるのかなと思い臨んだ」とコメント。レギュラーコーヒーのハンドドリップも披露し、慣れた手つきでゆっくり淹れる姿に会場から拍手が沸き起こると、「CMを通してコーヒーの楽しさを一緒に味わって、共感してもらいたい」と呼びかけた。