オークワ堺市駅前店
オークワは８月30日、「オークワ堺市駅前店」をオープン。同社としては153店舗目、大阪府下では21店舗目となる。堺市への出店は、2003年に堺三原店を出店して以来、22年振り。今回は堺市が立体駐車場を運営していた土地に、同市の公共用地活用の一環で出店することとなった。
JR堺市駅から北西に約300ｍの好立地。周辺２㎞圏内には1.9万世帯、4.5万人が居住しておりオフィスや駅利用者（1日平均2.4万人）の需要が見込まれる。競合は至近距離にイズミヤほか、サンディ、業務スーパー、スーパー・はやしなど。
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オークワとしては売場面積450坪で初年度17億円の売上計画を掲げ、早期に20億円の達成を目指す。都市部の駅前小型店の1号店という位置付けで、生鮮・デリカの構成比を50％強に高めている。特に注力するのはこの規模の店舗では初となるインストアベーカリーの導入。北海道産小麦「ゆめちから」を使用した本格ベーグルなどを展開。また、愛知県で6月にオープンした豊明店の成功事例でもある、おにぎりコーナーほか水産売場の惣菜も強化。日配品を含め即食系の品ぞろえを徹底的にアピールする。さらに同店で販売しているフルーツを使ったフルーツタルトや焼芋ブリュレ、同社指定農場で育成した九州産黒毛和牛「みらい匠和牛」の販売、製パン製菓材料を扱う「富澤商店」コーナーも設けている。なおオリジナル商品は、くらしモアや同社工場で製造するデリカを含め3割程度と高い構成比。
オープン当日は、開店前に200人が並び15分前倒しで開店。付近住民の期待度の高さをうかがわせた。
【堺市駅前店概要】所在地／大阪府堺市堺区田出井町2番19号▷規模／敷地5128㎡、直営売場1503㎡▷駐車・駐輪台数／123台・63台▷営業時間／９～22時▷店長／岡本大輔▷従業員数／69人（社員15人）
品目数／1万3070品目。内訳＝農産350、畜産300、水産240、惣菜230、日配3500、加食5800、ベーカリー50
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