THE FOOD WEEKLY

展示会 関西トピックス

西日本Food convention2025/日本アクセス

投稿日:2025年7月25日

秋の活性策「あさパ」「よるパ」とは?

「○○パ」を下期活性の起爆剤に

「あさパ」にはアイスを提案

展示会ではアイスつかみ取り企画も

生活防衛には「バリュパ」

日本アクセスは7月24~25日、インテックス大阪で「西日本秋季Foodconvention2025」を開催。出展企業は510社(ドライ124・菓子33・アイス23・冷食60・和日配62・洋日配60・乳製品14・生鮮デリカ130ほか)で約9,600人が来場した。

7月16~17日に行われた東日本会場に続くもので、西日本企画では「ニシノダイドコロ」と銘打ち、西日本営業部門の各部署が連携し、カテゴリーの枠を超えた提案を実施。お金の使い方=マネーパフォーマンスが各人各様であることから「今どきの○○パ」(バリュパ・あさパ・よるパ・ゆるパなど)として紹介、物価高が続く下期での消費活性につなげる。また若者層の「チートデイ」(ここでは自分を甘やかす日の意)として、背徳感のある「カロリー」「スイーツ」の提案ブースをニシノダイドコロに隣接。さらに若者のリアルを伝える「分析ゾーン」も設けた。チートデイは20歳代の若手社員による企画で、今までとは違う感性によるもの。また、これまで東日本企画として訴求してきた「離島プロジェクト」を今回は西日本企画として提案。離島と本土長崎のご当地ならではの商品を取りそろえた。離島19社、本土長崎14社の計33社を紹介。

注目度が高い「新商品グランプリ2025秋冬」は73商品を一堂に集め、積極的なメーカー試食も行われて大盛況。公式TikTokは月間24万人のユーザーが試聴、人気テレビ番組でも取り上げられ、消費者に向けた新商品PR販促としての認知が高まっている。今秋のトレンドとしては「アサイー」関連の商品が目立つという。ブーム的ではない人気の高まりに注目。

東日本秋季Food convention 2025

同じく目玉企画に数えられる「トレンド予測」では“感情”に注目したところがポイント。「来店してるけど買っていない人」のビジュアル化には、同社が取り組んできたデータ活用が、これまで以上にモノを言うことになりそう。「朝食向上委員会(仮)」は発足から1年が経ち100社以上の企業が賛同。まずは栄養が気軽に取れる「朝アイス」を提案。フローズンでは今春、話題を呼んだ吉本興業とのコラボ商品「吉たこ」の新フレーバー「白だしとろろ」を訴求。吉本芸人・モンスーンを迎えたイベントは盛り上がりを見せていた。

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