三鷹の森ジブリ美術館で11月23日から公開
日清製粉グループは、三鷹の森ジブリ美術館で11月23日から開催される企画展示「君たちはどう生きるか」展第三部背景美術編に協賛。開催前日に報道陣に公開。三鷹の森ジブリ美術館の安西香月館長と、「君たちはどう生きるか」の美術監督を務めた武重洋二氏が展示内容を振り返った。
日清製粉グループは公益財団法人徳間記念アニメーション文化財団が運営する同美術館の活動全般に協賛。「君たちはどう生きるか」展は、第一部イメージボード編(2023年11月18日~2024年5月12日)、第二部レイアウト編(24年5月25日~11月10日)に続く開催となる。第三部背景美術編は、前期(11月23日~2025年5月)・後期(2025年5月~11月を予定)の2部構成となる。
第三部では企画監修する宮崎吾朗氏が厳選した背景美術117カット分(120作品)を展示。宮﨑駿監督が「アニメーション映画の品格は背景美術で決まる」と語ってきたように、背景美術の美しさを余すところなく紹介している。さらに宮﨑駿監督お気に入りのパノラマボックスでは、インコ帝国が再現されている。ジブリ作品を支える美しい背景の世界にたっぷりと浸れる内容となっている。
協賛会社を代表して、日清製粉グループ本社の安達令子執行役員総務本部広報部長=写真右から2人目=が挨拶。同映画の公開時に3回鑑賞した安達氏は、「1回目は背景映像に圧倒されたことを思い出した」と振り返り、企画展示では一つひとつの絵から「離れがたいほどの素晴らしさだった。もう一度映画を見たくなった」と語り、企画展示の成功を疑わなかった。
なお、同美術館は日時指定の予約制で、チケットは毎月10日にローソンチケットで発売される。