新商品グランプリ2024年秋冬
日本アクセスの「新商品グランプリ2024年秋冬」の結果発表会が8月28日に本社で開催された。グランプリには、理研ビタミン「割るだけスープ ホタテチャウダー」(190ml、340円)が選ばれた。
「新商品グランプリ」は日本アクセスが年2回開催する展示会を通じた販促企画で、今回で31回目。秋冬は7月下旬に東日本・西日本で開催した展示会において、同社公式LINE登録者約5万人の中から選ばれた110人の審査員が、エントリー商品69品(59社)を「味」「コスパ」「使い勝手」「オリジナリティ」「トレンド」「おすすめ度」等の得点順でランキングを決定し、その結果が発表された。
グランプリは、加工食品部門第1位の「割るだけスープ ホタテチャウダー」(理研ビタミン)。ロングセラー「わかめスープ」を販売する理研ビタミンが、3年前に仕事の合間やほっと一息つきたい時などの新しい飲み物を作りたいと考えたのがキッカケ。受賞コメントを語った青木巧常務執行役員は、完成までに280回もの試作を繰り返した苦労や、パスタやリゾットにも使える汎用性もアピールした。
なお、各部門の1位とトレンド賞獲得商品は次の通り。▽冷蔵食品部門「ソイーネ 豆腐ミニハンバーグの素 てりやき風味」(ハウス食品)=トレンド賞とW受賞▽冷凍食品部門「まるかじゅり グレープフルーツ&オレンジ」(アヲハタ)=同▽アイス部門「サクレ濃いみかん」(フタバ食品)。この他のトレンド賞では、加工食品部門「ニャンふル」(常陸屋本舗)▽アイス部門「レディーボーデン ミニカップご褒美ごこち イタリア栗のモンブラン」(ロッテ)が受賞した。
秋冬トレンドについて日本アクセスマーケティング部の奥田好弘企画推進課長は、「消費者ごとのライフスタイルに重なる商品」と指摘。コスパや簡便性、消費者の困りごと、ビジュアルといった要素をポイントに挙げた。
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