三菱鉛筆と夏休み親子体験イベント
UCC上島珈琲は、カプセル式ドリップコーヒーシステム「ドリップポッド」と三菱鉛筆が初コラボした自由研究企画「コーヒー×文房具でアップサイクル!夏休み親子体験イベント」を三菱鉛筆の体験空間「o-i STUDIO」(東京都品川区)で8月23・24・30日に開催。
コーヒー産業の持続可能性に配慮したサステナビリティ活動に取り組むUCCは、抽出後のコーヒー粉の活用に着目。抽出後のコーヒー粉は、日本で年間約80万t廃棄されているといわれ、有効活用が求められている。
イベントは小学生親子を対象に行われ、布製のトートバッグに三菱鉛筆のPOSCAでイラストを描き、それをコーヒーマシン「DRIP POD YOUBI」の使用済みカプセル(コーヒー粉)で抽出したコーヒー液によるコーヒー染めを体験した。参加した子どもたちは、トートバッグに思い思いのイラストを描き、コーヒー染めを経てオリジナルのトートバッグが完成すると、嬉しそうな笑顔があふれた。
抽出後のコーヒー粉には消臭効果もあり、不織布のティーバッグに詰めて消臭剤作りにも挑戦。なお使用済みカプセルであれば、そのまま消臭剤として活用することもできる。
またUCCは今年、ビーチサンダルメーカーと抽出後のコーヒー粉を活用したアップサイクルビーチサンダルを開発したことなども紹介。「ドリップポッド」を手掛けるソロフレッシュコーヒーシステムの西川満美子氏は「今後もこうしたイベントを通じて、UCCのサステナビリティ活動を伝えたい」と手応えを感じた様子だった。
「UCC上島珈琲」サイト
https://www.ucc.co.jp/index.html
「三菱鉛筆」サイト
https://www.mpuni.co.jp/
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