道頓堀グリコサインでも啓発
江崎グリコは11月14日の世界糖尿病デーに合わせ、10~24日まで大阪府と共同で府庁食堂に、関西グルメをテーマとした適正糖質×V.O.S定食を提供している。
同社は大阪府と包括連携協定を締結しており、その一環として大阪の名物料理「肉吸い」「とん平焼き」をヘルシー性の高い定食として展開。同社が推奨する1食の糖質を20~40gに抑える適正糖質、大阪府が推進するV.O.S(野菜たっぷり・適油・適塩)の特性をかけ合わせたメニュー。
府庁の食堂は一般にも開放しており、1日当たり約200人の利用がある。両メニューともメイン惣菜以外に野菜蒸し、焼きサバ、おにぎり、江崎グリコの適正糖質アイス「SUNAO」が付く。各税込900円。「肉吸い定食」は糖質39gとV.O.SのⅤ(野菜たっぷり)を、「とん平焼き定食」は糖質38.1g、V.O.SのⅤとS(適塩)を実現。期間中は1日30~40食の販売を見込む。食堂前には体内の糖化度が簡単に測定できる「Ages」(エイジズ)を設置。
大阪府民の健康寿命は71.88歳(全国平均72.68歳)で全国41位。女性は74.78歳(75.38歳)で40位(厚生労働省・令和3年度調査)と低位に甘んじている。こうした傾向を打破すべく、大阪府は多様な角度から健康づくりの提案を発信、多くの企業とのコラボ事業を積極展開している。
●道頓堀から世界へ
同社は11月13日の夕方から、道頓堀グリコサインを活用し、関西グルメを代表する「肉吸い」「とん平焼き」「湯豆腐」「かにすき」「神戸牛」の糖質量を紹介。さらに「グリコは糖尿病予防を推進しています。」などのメッセージも掲出。日本語、英語、中国語、韓国語の多言語で表示することで、国内外の人々に適正糖質の考え方を発信。動画の最後には大阪府広報担当で副知事の「もずやん」が登場し、健活10を訴求している。
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