専門店は今月21日に先行開業
大阪市に隣接する松原市に、10月9日「イオンタウン松原」が開店する。イオンタウン、ダイエー、ハンズマンが9月1日に発表した。九州を地場とし本州初出店の大型ホームセンター「ハンズマン」や、食品SM「イオンフードスタイル」など、全37店舗が出店。
イオンタウン加藤久誠社長は「厳しい経済環境下、地域ごとの課題に対して競争力のあるNSCを目指す」と語った。初年度来館者数は600万人を見込む。フード部門を担当するダイエー・西峠泰男社長は「松原は14年ぶりの再出店。ダイエーのなかでも中~大型の規模になる。また、通常冷凍より食品を傷めずに冷凍する新技術〝特殊冷凍食品〟を新規ラインアップ、『冷凍dai革命商品』として進めていく」とし、120万人の来客、20億円の売上げを目指す。
同SC周辺の半径3~5㎞圏内は、約12万6000世帯、約29万人が生活。隣接する藤井寺市や堺市、大阪市などからも誘致する。松原市では40歳代以上の構成比が高いことから、家族層やシニア層の獲得を目指す。近鉄・河内松原駅の南西約1㎞、国道309号の沿道で、古くからの住宅地の中に立地する。
イオンタウン松原施設概要=敷地面積/約6万2121㎡▽延床面積/約4万7073㎡▽構造/鉄筋造2階建て▽駐車台数/1387台▽駐輪台数/315台▽テナント数/37店舗。なお、イオンフードスタイル及び、専門店街は9月21日に先行開業、ハンズマンは11月の開業予定。
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