子どもから大人までが一体となって楽しむ〝笑顔で学べる食育の場〟
米の総合メーカー・幸南食糧(大阪府松原市、川西孝彦社長)は、地元・松原市と連携し、4月20日から26日まで大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオン「ミライの食と文化ゾーン」で食育イベントを開催。〝難波葱おむすび〟など地域の食材を活かしたメニューの試食提供や体験ステージを通じ、日本の米文化の魅力を国内外の来場者に発信した。
ステージイベントは、20日~23日までは1日1回、24日~26日までは1日11回実施。各回定員30人の枠は連日満席となり、盛況を博した。イベントでは、グループ企業・米匠庵の橋本太郎常務扮する〝おむすび兄さん〟と、幸南食糧広報の井上捺貴さん扮する〝こむすびちゃん〟が登場。日本の米文化や松原市の魅力についてユーモアを交えて紹介し、クイズ形式のプレゼンテーションで来場者を楽しませた。また、おむすび兄さんによるおむすびの握り実演では、「隠し味は愛です」と語りながら、おむすびの魅力を発信。ステージは笑いと歓声に包まれ、子どもから大人までが一体となって楽しむ〝笑顔で学べる食育の場〟となった。
さらに、2011年から味噌の普及活動に取り組む藤本智子代表(ミソド/味噌伝道師)も登壇。冷蔵庫で約1カ月保存可能な味噌汁の素「みそまる」の作り方を披露し、手軽に取り入れられる新しい味噌汁のスタイルとして注目を集めた。
会場には海外からの来場者も多く、通訳アプリを通じて熱心に耳を傾ける姿も見られ、国際的な文化交流の場としても意義深い催しとなった。参加者からは「初めてこんなに美味しいおむすびを食べた」「お米は日本が誇るべき文化」といった喜びの声が多く寄せられた。
WEB限定記事