東京・二子玉で「コーヒーサミット2020」
東日本コーヒー商工組合は1月31日~2月2日の3日間、「コーヒーサミット2020」を東京・二子玉川の「iTSCOM STUDIO&HALL」で開催。「見つかる、わたしにぴったりのコーヒー」をコンセプトに、組合員22社のロースターが出展し、自慢のレギュラーコーヒーを無料で振る舞った。
昨年に初開催し、来場者約4000人と人気を博した「コーヒーサミット」。今年も味覚センサーを使い酸味、苦味、複雑さ、コーヒー感、苦味の後味、コクの6つの観点を科学的に数値化した「味覚レーダーチャート」を掲示し〝味の見える化〟を行う。今年は出展社も5社増え、来場者はガイドブック、会場のチャートを目安にブースを訪れ自分好みのコーヒーを探すことができる。
近年はコーヒーに対する嗜好性が高まっており、消費者ニーズに応えようとロースター各社の味わいへのこだわりも一層強まっている。昨年は入場制限するほどの盛況を見せ、今年は予約優先入場制度を導入。それでも予約開始1週間で1000人超が申し込み、開催当日には予約分は残っていない状態となりコーヒー人気の高さがうかがえる。
初日に会見した畔栁一夫理事長(松屋珈琲店社長)は「昨年は予想以上の来場者、反響を得ることができ組合員もいい刺激となった。今年はコーヒー、サービス、提案力がレベルアップ。来場者には是非コーヒーの楽しさ、魅力を感じてほしい」と期待を寄せた。
来場者数は3日間で昨年同様、約4000人を見込んでおり、来年以降も開催を予定している。
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