日清フーズ「ディ・チェコ」が初の特別協賛
プロのイタリア料理シェフを対象とした「第10回全国イタリア料理コンクール」(主催:在日イタリア商工会議所)の決勝戦が11月25日、都内で開催された。アリタリアーイタリア航空に加え、日清フーズが初の特別協賛。「ディ・チェコ」パスタを使用し、「Pasta!Pasta!!Pasta!!!―パスタ一品勝負―」をテーマに、ファイナリスト8人が№1を目指した。
同コンクールは国内の新たなシェフの発見とイタリア郷土料理の認知を目的に開催される。節目となる今年は、特別協賛企業に「ディ・チェコ」パスタの国内総代理店でもある日清フーズが参画。決勝戦では同パスタを課題料理とする実技審査が行われた。
決勝戦には61人の応募の中から書類審査とオンライン投票を勝ち抜いた8人のシェフが出場。実技審査は2班に分かれ、それぞれ1時間の持ち時間の中で自身が持つ最高の技術を発揮した。審査にはフォーシーズンズホテル・フィレンツェ〝Il Palagio〟エグゼクティブシェフでF&Bディレクターのヴィート・モッリーカ氏を審査委員長に、カルミネ・アマランテ氏(ハインツベック東京エグゼクティブシェフ)、片岡護氏(リストランテ・アルポルトオーナーシェフ)、日高良実氏(アクアパッツァオーナーシェフ)、山根大助氏(ポンテヴェッキオオーナーシェフ)、日清フーズ社長小池祐司氏、同社常務取締役加工食品事業部長岩橋恭彦氏ら10人が務めた。
見事、優勝を獲得したのは大貫成規氏(FLATTORIA/東京)が作った「ある郷土料理の形成」。オリーブオイル賞とのW受賞となった。
2位には木村忠敬氏(RISTORANTE ALVERO/広島)の「ヴェネチアの夕景」が、審査に加わった報道陣の投票で決まるジャーナリスト賞とW受賞。3位は木田佳孝氏(OPPLA`!DA GTALIA/埼玉)の「オレッキエッテ 毛蟹 蕪 桂木柚子」と、大島隆司氏(BOTTEGA BLUE/神戸)の「スパゲティーニ サルサ ラグー ディ ポリポ」が同時受賞。
ディ・チェコ賞には新井亮氏(ダノイ高輪店/東京)の「海の宝石たちでドレスアップしたリングイネ カルボナーラ 帆立のクロカンテとディアマンテ・ネロ 青ゆずのフィオーレ・ディ・マーレ」が選ばれ、日清フーズ小池社長が祝辞を述べた。
その他全員に参加賞が贈られた。また、優勝者には優勝盾と表彰状のほか、イタリア往復航空券1枚(アリタリア航空より提供)と、ルッカイタリア料理学院に5日間の体験入学、ポデーリ・ダル・ネスポリ1929ワイナリー宿泊・体験、AQIのHP上に特別インタビューが掲載される。
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