ヘルスケア事業の急成長続く
ダイドードリンコは5月21日、ANAクラウンプラザホテル大阪で「ヘルスケア関連 新商品発表会」を開催。同社は2012年からヘルスケア事業を展開。75年発売当初からのダイドーブレンドコーヒー飲用者が高齢化しており、ロイヤルユーザーの健康をサポートする狙いがある。
同日発売した新商品DyDoヘルスケアシリーズ「スマートプロ」(60粒、4500円、通販)は、脂肪を消費しやすくするサプリメントで、日本初となる同社独自の特許配合機能性表示食品。脂肪分解を促進し日常活動時のエネルギー代謝において、脂肪を消費しやすくするブラックジンジャー由来のポリメトキシフラボンを採用。また弘前大学が開発した抽出技術により国産鮭の鼻軟骨に含まれる、関節の抗炎症作用が期待されるプロテオグリカンは「あおもりPGブランド認証制度」を受けたものを採用している。
さらにコーヒー生豆から抽出したクロロゲン酸を含むエキス粉末を採用。3種の成分を独自の特許配合として仕上げているのは日本初の試み。3素材を組み合わせることで、さらなる体重増加抑制が期待される。
シリーズの主力品で、関節炎に対する抗炎症に作用する「ロコモプロ」もプロテオグリカンを配合。プロテオグリカンは今後、グルコサミンに代わる関節炎症対応成分としての期待が高い。ロコモプロを中心に65歳以上の男女に向けて、今後も新商品など周辺商材を拡充していく。
同社ヘルスケア事業の18年度売上高は19億円。13年度からの6年間で7.5倍に成長し黒字化も実現。21年度までの3年間は2ケタ伸長を計画しさらなる成長を見込む。
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