発売1周年を記念して新商品を展開
ネスレ日本はルビーチョコレートの発売1周年を記念し、新商品「キットカット 毎日のナッツ&クランベリー ルビー」を3月25日から発売する。
ルビーチョコレートは、ビター、ミルク、ホワイトに次ぐ第4のチョコレートとしてスイスのチョコレート企業バリーカレボー社が10年以上の歳月をかけ開発し、2017年に発表された。特有のピンク色はカカオ由来の天然色素で、ベリー系のフルーティーな味わいが強く感じられる。
18年1月には世界で初めて、ネスレ日本が「キットカット ショコラトリー サブリム ルビー」として商品化。日本の「キットカット ショコラトリー」の売上の約30%を占めるまでに成長した。現在は世界的な人気を集め、ルビーチョコレートの「キットカット」は26の国と地域で展開。生産拠点は日本、ドイツ・ハンブルグに置く。
今回はさらなる認知とユーザー拡大を目指しリテール向け商品を導入する。ルビーチョコレートと健康志向の高まりで注目されるナッツ、ドライフルーツを組み合わせた。パウチパック(31g、158円)にはひと口サイズのボールタイプ、大袋パック(87g、600円)には個包装のフィンガータイプが入る。
3月19日にはルビーチョコレート1周年記念プレスブリーフィング「ルビーチョレート現象に見る日本市場の特性」を、東京・銀座の「キットカット ショコラトリー 銀座本店」で開催。ネスレ日本常務執行役員コンフェクショナリー事業本部長のセドリック・ラクロワ氏は「チョコレートのトレンドが日本から発信できたことは非常に誇らしい」と語り、リテール向け商品による拡販に自信を見せる。
バリーカレボー社グローバルバイスプレジデントのバス・スミット氏も来日。ルビーチョコレートを使った商品は40カ国以上で販売されている。人気の要因として今までにない味わい、ビジュアルをあげ「第4のチョコレートとして世界中で定番化していきたい」と意気込みを語った。
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