球団創設70周年節目をサポート
マルハニチロは今年球団創設70周年を迎えるプロ野球・横浜DeNAベイスターズのオフィシャルスポンサーに就任。1月29日には横浜市内で会見し伊藤滋社長=写真上=が就任の経緯、今後の取り組みについて説明した。
同社はベイスターズの前身「大洋ホエールズ」が誕生した、1949年から2002年までの53年間オーナー企業として球団を運営してきた。今年ベイスターズは70周年を迎え、特別企画「70th ANNIVERSARY PROJECT」に取り組むが、コンセプトである「これまでの歴史に敬意を表し、世代を超えて人と人をつなぐ」に共感しオフィシャルスポンサー就任を決めた。
3月10日には創業の地・山口県下関市で冠ゲームとしてオープン戦を開催。選手たちは創設当時の袖に「まるは」マークが入った復刻ユニフォームを着てプレイし、入場者には発売65年のロングセラー「ベビーハム」の復刻デザイン品を無償配布する。
さらに復刻ユニフォームを披露する公式戦6試合への協賛、歴代ベストナイン投票、70年史の出版、企画展など年間を通し球団をサポートする。
伊藤社長はオーナー企業時代からベイスターズの大ファンだと公言。「再びベイスターズと活動をともにできることは光栄であり、万感の思いだ」と歓喜する胸の内を明かした。ベイスターズの岡村信悟社長=写真下=も「元オーナー企業のマルハニチロの協力は意義深い。今後90年、100年と長く愛される球団を作っていきたい」と応えた。
会場ではベイスターズの2019年シーズンスローガン「Go Beyond the Limit.」(限界を超えろ)、70年の思い込めた新ユニフォームも披露。アレックス・ラミレス監督は「今年は70周年の節目の年。スローガンを胸に優勝を目指す」と力強く宣言した。
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