台湾で千房HDとメニュー開発／ハナマルキ

健康志向メニュー2品を販売開始

マルコメは、お好み焼・鉄板焼店・冷凍食品販売事業などを展開している千房ホールディングスと提携し、同社の台湾店舗向けメニュー開発に協力。第１弾メニューが９月14日から販売を開始した。

台湾・高雄市で経営展開中のお好み焼き店「千房高雄漢神アリーナ店」は、2018年10月にオープンした千房HDの台湾第１号店。日本の阪神百貨店が出資する高雄市内最大級の百貨店内にあり、日本企業が多数出店しているのが特徴で、来店客には親日家が多い。大阪と同じお好み焼きのほか、健康志向の同店舗オリジナルメニュー「野菜たっぷりお好み焼～カレー風味～」なども提供している。

コラボメニューの第１弾は２品。植物性タンパク質が豊富な大豆粉をベースに肌の保湿作用に期待できる糀甘酒を生地に加えて台湾フルーツをトッピングした「フルーツお好み焼」と、コーヒーにみそと糀甘酒を加えて滑らかな喉ごしの発酵ドリンクに変身させた「MISOラテ」。

メニュー開発にはプロアスリートの食事指導などでも活躍中のフードコンサルタント島田充智さんが携わり、食材の成分や特性を生かしつつ日本の伝統と台湾らしさを掛け合わせた、ワンランク上の商品として開発された。
「MISOラテ」のレシピはYouTubeで動画公開もされている。