36年ぶりの新ブランド米「サキホコレ」に決定
秋田県が、4~5月にネーミングを公募した新ブランド米の名称が「サキホコレ」に決まった。11月17日にオンラインで開催したお披露目イベントで同県の佐竹敬久知事が発表し、ゲストに佐々木希が駆け付けた。
秋田のブランド米は、1984年の「あきたこまち」以来36年ぶり。「あきたこまち」に次ぐ、新たなブランド米として2010年から交配を始め、19年3月に「秋系821」を開発し名称を公募した。国内外から25万超の応募があった中、「秋田の地力」から生まれた小さな株が誇らしげに広がり、日本の食卓を幸せにしてほしいとの思いを込め「サキホコレ」が選ばれた。
炊き上がりは、白さとつやが際立つ見た目、粒感のあるふっくらとした食感、上品な香りとかむほどに広がる深い甘みが楽しめる。今後地元農家との連携、流通システムを整え22年の本格販売を目指す。佐竹知事は「さすが米どころ秋田のフラッグシップとして評価され、日本中で咲き誇る米に育てたい」と意気込みを語った。
会場では炊き立ての「サキホコレ」の試食もあり、佐々木さんはひと口食べると思わず顔をほころばせ「すったげ、うめえ(すごく、おいしい)」と地元の秋田弁で感想を述べた。
秋田米のサイト
https://common3.pref.akita.lg.jp/akitamai/special/
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