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パティシエ小山シェフと初タイアップ/江崎グリコ

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カカオ華やぐ「カフェオーレ」

小山シェフが開発への思いを語った

江崎グリコは、日本を代表するショコラティエのパティシエ エス コヤマの小山進オーナーシェフと共同開発した乳飲料「カフェオーレ×es koyama」180mlを9月28日から期間限定で発売。158円。小山シェフが企業の商品とタイアップするのは初めてで、1年7カ月にわたり100回以上試作して妥協のない商品を作り上げた。

カフェオーレ×eskoyama

オンライン発表会を9月24日に開催し、江崎グリコ乳業マーケティング部の佐野有香氏は「カフェオーレ」の特徴的な砂糖の甘さを味わいの課題に挙げ、コーヒーとミルクの素材本来のおいしさを引き立てるために共同開発を依頼した。小山シェフも素材本来の味わいを大事にしており、砂糖の特徴的な甘みで味覚が鈍くなることを日頃から懸念していた。今回の商品開発がその課題解決につながると考え、また小山シェフ自身が学生時代に「カフェオーレ」を愛飲していたこともあり共同開発に至ったという。

今回はコーヒーとミルクを引き立てる素材としてカカオに着目した。数百種類の中から、カカオ感の強いエクアドル産、フルーティーなマダガスカル産など4種を厳選し、独自配合により華やかなカカオ感を感じる味わいを表現。体と心が受け入れたくなる自然な甘さと奥深い味わいを実現した。

小山シェフは「上質感のある普通味」を目指したと話し、子どもから大人まで幅広い世代に何度でも飲んでもらえるように、試作では8歳(当時)の息子に意見を求めたという秘話も打ち明けた。

佐野氏が開発経緯を説明

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