点灯式には木村文乃さんが白のロングドレスで登場
東京・渋谷の冬の風物詩、渋谷公園通りから代々木公園ケヤキ並木にかけて約60万球の青色電球が幻想的な空間を演出する「青の洞窟 SHIBUYA」(特別協賛:日清フーズ)が11月29日~12月31日(17~22時)に開催。再開発が進む渋谷周辺、昨年以上の来場客で賑わいを見せそうだ。
このイベントは2014年に東京・中目黒で始まり、16年から現在の渋谷で復活しわずか3週間で100万人の来場者を突破するなど話題を呼んだ。光が動く調光演出に音楽の演出を加えた昨年は約280万人を記録。全国5542人の夜景鑑賞士が選ぶ「第7回イルミネーションアワード」のイルミネーション部門で第9位にも選出。さらに初の地方開催として、2月に札幌、9月には大阪で行われた。さらに今年9月には九州・福岡で初開催。そこでは〝青い滝〟をくぐるロマンチックなクルージングが体験できる場として注目を集めた。
そして、4年目の開催となる青の洞窟SHIBUYAは、新たに体験型アトラクション「FORTUNE BELLS」が登場。「富の鐘」「知の鐘」「愛の鐘」と名付けられた幸運をもたらす3つの鐘が、代々木公園内の特設ステージに設置された。そこには4本の紐があり、いずれかを引くと鐘のうちの一つが鳴る仕組み。ちなみに鐘はヨーロッパから取り寄せたという。
開催初日には点灯式が行われ、渋谷公園通商店街振興組合理事長小松原一雄氏、東京都公園協会理事長佐野克彦氏、渋谷区区長長谷部健氏、日清フーズ社長小池祐司氏が登壇し、開催への想いを語った。また、今年の特別ゲストには日清フーズのハッピーメニューアンバサダーを務める女優の木村文乃さんが白のロングドレスで登場。木村さんは「今日は全国的に初雪が観測された。渋谷にもいち早くホワイトクリスマスの予感を連れてきた」と笑顔。そして関係者とともにイルミネーションを点灯し、「天国に来たような」と感激した様子。実際に鐘の紐を引いて「愛の鐘」を鳴らすなど、セレモニーを盛り上げた。
また、冬の定番となった同イベントに例え、冬の定番を聞かれると「ダイビング。青の洞窟はポイントがたくさんあって、冬の方が海もキレイ。人も少なくてとっても良い」と話し、今年中に目標の100本達成に向けて「あと16本残っているので、何とか頑張りたい」と意欲。
最後に「今年は寒い冬になりそう。渋谷にとても暖かくなれるパワースポットのような場所ができた。皆さん、暖まりに来てください」と来場を呼びかけた。
この他、会場では昨年に続き期間限定の店舗「青の洞窟 Blue Parks」がオープン。日清フーズの人気冷凍パスタ「青の洞窟 ボロネーゼ」を使用したメニュー(税込460円)や、ドリンクでも青のスパークリングワイン(セット価格1000円)、青のホットレモネード(同800円)、さらに青のタピオカミルク(500円)なども販売される。
なおイルミネーションの点灯は、最終日は翌朝5時頃まで、渋谷公園通りは2020年1月14日まで行われる。さらに代々木公園では来場者向け体験コンテンツとして、12月7日~31日に代々木公園パラスポーツPhotoギャラリーを展示。ハーバリウムワークショップも21・22日の2日間限定で開催される。
SNSフォローキャンペーンも実施される。イベント開催中の土日限定で日清フーズの「青の洞窟」公式Instagram、Facebookアカウントを会場でフォローすると、日清フーズのパスタソース「青の洞窟 GRAZIA」を1個プレゼントする(数量限定)。
「青の洞窟」ブランドは来年、発売25周年を迎える。日清フーズの小池社長は「常温、冷食ともに販売は非常に好調。12月商戦も昨年以上を期待したい」と語った。
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