2つの産地豆使い、日本酒との好相性を提案

小坂氏㊧とClearの生駒龍史代表
UCC上島珈琲は、〝飲まないコーヒー〟として毎年話題の「YOINED(ヨインド)」を今年も 展開。11月4日から直営店舗や「上島珈琲店」などで発売するほか、10月28日からは公式オ ンラインストアで先行予約受付を開始している。
「YOINED」は、2023年秋に発売した日本初の独自製法で生み出したチョコレート状の食べ るスタイルのコーヒー。コーヒー豆をまるごと使用するので、〝飲む〟コーヒーでは味わえな い、豆本来の甘み・酸味・苦味が作る芳醇な香りをダイレクトに感じられ、香りの余韻を余す ことなく味わうことができる。発売初年度はわずか5日で年内売上目標を達成し、2年目の24 年は初年度の150%以上の売上数量を記録した。購入者からは、「見た目はチョコなのに全然違 う」「コーヒーの香りがすごい」など、多くの驚きの声が寄せられている。
そして、3年目を迎えた今年は、さらに進化。これまで1つの産地(23年はエチオピア、24 年はタンザニア)の豆だったが、今年の新作は、コロンビア、グァテマラの2つの産地の豆を 使用。コロンビア産豆は、コーヒーの最新トレンドでもある精製工程に発酵プロセス(嫌気性 発酵)を取り入れ、パイナップルやマンゴーのようなトロピカルな余韻。グァテマラ産豆は、 オレンジとキャラメルをあわせたようなやわらかなコーヒーの酸味の余韻が楽しめる。コーヒ ー豆配合量は、いずれも40%。1箱(コロンビア、グァテマラ各3枚入)、税込3,240円。
10月28日には、UCC東京本部(東京都港区)で発表会を開催。UCCジャパンサステナビリ ティ経営推進本部「YOINED」プロダクトマネジャーの小坂朋代氏は、今年の施策について「昨 年に引き続き〝飲まないコーヒー〟だからこそ実現できる、お酒との〝おつまみコーヒー〟の 提案を推し進める」と説明。特に今年の「YOINED」は、日本酒とのペアリングが絶妙なハー モニーを生み出す。会場では、日本酒事業のスタートアップ・Clear社が手がける「SAKE HUNDRED」ブランドのデザート日本酒「天彩/AMAIRO」とのマリアージュを紹介し、発表 会の参加者はその好相性を体感すると感嘆のため息がもれた。

今年の「YOINED」は日本酒と提案
「YOINED」ブランドサイト
https://www.ucc.co.jp/yoined/
「SAKE HUNDRED」ブランドサイト
https://jp.sake100.com/
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