50周年迎え「お水がいらないプレミアム」誕生

白潟社長
キンレイは、創業50周年を記念して新たな取り組みとして冷凍具付き麺(ラーメン、うどん)の「お水がいらない」シリーズから〝こだわり尽くした至極の逸品〟をコンセプトにした同社初のプレミアムラインを立ち上げ、人気ラーメン店「カドヤ食堂」(店主・橘和良氏)、「飯田商店」(店主・飯田翔太氏)監修商品を8月19日から発売。同日都内で会見を開き、白潟昌彦社長が概要を説明した。
同シリーズは、2010年に発売され、24年3月までに累計販売数2億食を突破。ストレートスープ、麺、具材の「二段凍結三層構造」により鍋で温めるだけで、専門店さながらの味が楽しめる簡便性が支持されている。特に冷凍ラーメンは、24年度の売上げが20年度比で177%と大きく伸びており、今回50周年の節目に今後も誠実に、妥協なく、本物の味づくりを追究し続けることで、より多くの生活者に心身を満たすおいしさを届けたいとの思いからプレミアムラインに挑戦する。
新商品は2品。「お水がいらないプレミアム カドヤ食堂ワンタンめん」(494g、オープン価格)は、北海道産小麦100%使用の麺に、鶏・豚・魚介のうま味・甘みを引き出し、厳選したしょうゆを合わせた芳醇しょうゆ味。具材は、皮の食感、具のほどけ度合にまでこだわったワンタン2個と、チャーシュー、メンマ、九条ねぎ、のり2枚を盛りつけた。「同 飯田商店監修醤油らぁ麺」(486g、同)は、北海道産小麦100%使用の麺に、研ぎ澄まされたしょうゆのキレと鶏油のリッチなうま味が際立つ琥珀色のスープが特長。具材には、真空調理したチャーシュー2枚と九条ねぎ、のり2枚を盛りつけた。
会場には、両店の店主も駆けつけ、商品のこだわりについて橘氏は「ワンタンの再現性」、飯田氏は「麺、調味料など0.1㎜、0.1%の調整」と語り、白潟社長も「50年築き上げた冷凍麺の技術と、監修店のこだわりが融合した逸品」と自信を見せた。
またゲストとして、「お水がいらない」ファンの横澤夏子さん、鈴木亜美さんが登場。新商品を試食すると、鈴木さんは「本格的な味で、レベルが高すぎる」、横澤さんは「このおいしさが、冷凍食品で手軽に楽しめるは嬉しい。是非多くの方に食べて欲しい」と絶賛した。
「お水がいらない」シリーズサイト
https://www.kinrei.com/ramen/nowater/
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